奥穂〜西穂 白出沢ルート・2日目 | スキーと登山 髙波太一ブログ

スキーと登山 髙波太一ブログ

山とスキーのいろいろ

230924

黎明のジャンダルムへ

3:00 起床 昨夜沸かしておいた白湯を飲み
撤収・パッキング
4:00 発 2996m 6℃45%
ヘッデンスタート 涸沢の光

4:30 奥穂3190m 6℃20%
とても乾燥してますね
4:40 西穂分岐 難ルートの標

4:45 馬の背

一寸先は闇ですが白丸マーキングを頼りに

ルートが分かりありがたい


5:00 鎖の下り


5:10 ロバの耳の裏 いっちばんヤバいとこ!

ここをジャンに続く「伏兵」と呼ぶ事にします


垂直のでかい段差があるにも関わらず

ピンや鎖も無く本気で岩をやらないとなりません

登りだからまだ良いですが

北上して来た場合下りになるので

ルート中一番の危険ポイント⚠️⚠️


夜明け前が美しい パタゴンのロゴっぽい


5:20 基部とりつき

よく見れば出っ張りが多く行けなくもなさそう

上高地側を巻いて


5:25 ピンが一本曲がってました

覚えとかないとやばいですね💧分岐して


5:30 山頂3163m 2℃25%

下からの見た目に反し結構な広さがあります



梓川の朝霧が雲海となり滝雲となって

雄大に溢れていました

5:37 日の出

5:45 発

5:50 分岐 ビバークスペース


5:55 登った所もあちこち平ら有

6:00 コブ尾根の頭

6:20 畳岩尾根の頭 板状節理

ビバークスペース

6:35 鎖の下り


6:40 西穂を正面に

手前の幾つもあるピークは重なって見え辛い

左奥は焼岳

7:00 天狗のコル 石室跡 天狗沢
岳沢からの人がゾロゾロ 10℃15% 一休みして
7:20 発


登りかけすぐにあるのが問題の鎖

破断したまま放置されてます


ケガと弁当は手前持ち

山の原則は自己責任のはず にも関わらず

事故が起きた時下界の道路や施設のように

管理者・設置者の責任を問われるようになり

善意が悪にされてしまう現代


救助隊も関係者も手が出せないのでしょう

自己防衛としては

残置物やfixがあっても信用し過ぎない事です

必ず確認、切れたり折れる事があると思って


上高地と霞沢岳


7:35 ビバークスペース

7:40 天狗岳2909m


7:55 逆スラ

鎖があるもののこれも岩角に何度も擦られていて

いつ千切れるか分かりません

なるべく頼り過ぎず岩を掴んで確保


8:00 間天のコル


8:05 対岸から振り返り

最初に通った人はほんとにスゴイ

8:20 長めの鎖登り

交差出来ないので譲り合い停滞


8:30 間ノ岳2907m 28℃10%


コケモモが美味しそう♪

生命力に輝いています


9:05 ビバークスペース

登り下り何回か

9:10 赤岩岳

9:20 鎖トラバースから鎖登り垂壁

9:35 P1 難コースの標

ここまで来れば一安心 西穂が目の前


9:55 西穂2909m

新潟の山岳会の皆様と出会いました♪

世間は狭い(^。^)

飯田朝日を愛する会と笹団子


10:30 発

11:00 チャンピオン

11:05 タヌキ岩

11:15 ピラミッド


11:30 独標2701m 24℃60%

12:15 西穂山荘2367m

トイレ借りて¥100 

ラーメンは微妙なのでスルー


12:55 ボッカ道分岐

13:15 建設中の展望広場

こんなに木を切っていいのか?


13:20 RW西穂高口2156m

水、トイレ、売店、食堂有

片道¥1800 終発16:45 30分間隔

13:45に乗車で14:10に鍋平


RW代をケチりたい人は

とあるルートで1:40で降りれます


14:35 P着1305m

t=08:35 標高差=1691m


下山後は奥飛騨・栃尾温泉荒神こうじんの湯

8:00〜22:00 無休

寸志¥300程度をポストに投函


新穂高の湯と同じ無人の野天風呂

かけ流しでお湯は良さげですが

清掃がちょっと…う〜んてな所

気軽に立ち寄れるのが良いですね♨️


☆花情報☆昨日と上記に加え

イワギキョウ

ミヤマキンバイ

アオノツガザクラ

シラタマノキ

ツガザクラ

タテヤマアザミ

マイヅルソウの実

ツルリンドウの実


もう何回か来ないと地形が覚えられないですね


山岳指導員 高波太一