飯士山 岩原ルート2021.11月 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

211103

越後湯沢 地元の手軽な山

飯士山いいじさんへ紅葉狩り

幾つかルートがありますが今回は定番で


5年前の記事はこちら

『飯士山 岩原ルート 2016.10月』161026湯沢町を代表する山 飯士山 土樽小学校の校歌にも歌われていますそのメインルートは岩原スキー場から登るものです1時間半あれば登れるので初心者にも最適…リンクameblo.jp



9:00 中腹のホテル街 無料P15台 590m

トイレ・水・自販機有 20℃55%

登山ポスト リフトは冬季のみ


柵に何やら貼紙 右には

「ご注意 ゲレンデ内は登山道としては

整備されておらず危険です。

飯士山への入山は自己責任において

行ってください。湯沢町」


左には

「これより先は弊社の管理区域となって

いますため入山を禁止させていただきます。

勝手に入山されましての事故や怪我、

物損につきましては一切責任を

負いかねますので、予めご了承ください。

株式会社ライフスタイルサービス」


と混乱する事が書いてあります


ライフ社はホテルアルパインに住所を置く

岩原スキー場の運営会社

飯士登山祭の後援企業でもあるようですが??


登山が自己責任なのは分かります

で地主・土地は恐らく湯沢町

借地料を払って借りてるのが社


免責としては 登山者は借地に

勝手に入ってくる無頼漢

と言う扱いになる訳ですかね う〜む、、


町のHPにもどこから登るとも

書いてないのがミソですね

飯士山|湯沢町公式ホームページ飯士山は、その姿が富士山に似ていることから、別名「上田富士」とも呼ばれています。(上田は南魚沼市にある地名です) 南面山麓には湯沢町の岩原スキー場、北面には南魚沼市のスキー場が広がっています。眺めもよく、登山入門として格好の山です。リンクwww.town.yuzawa.lg.jp


なので、、

事故、遭難があっても自己責任

(行政は助けてくれない 警察、消防、

民間救助隊等に一切頼らず自力下山せよ

それが無理ならそもそも行くなと解釈)


かつ誰かの土地又は借地に侵入してる事を

自覚しつつ入山 となります



9:15 発 第二沿い ゲレンデをどんどこ


10:05 第三山頂駅 770m 「南コース入口」の標

ここから登山道へ


振り返ると土樽村を一望

古名は両山と言いました


土樽は土砂崩れ説と稜線の鞍部説

両山は曹洞宗の影響か 右も左も山な様子か


タムシバの冬芽 防寒ボア付き


道は結構急な所もあります

短い中にアスレチックが次々出て来て

飽きないですね♪


10:30 888mの標


10:35 登り切ってやや広場

一息つきましょう 12℃80%


不思議な模様と色合いを醸すゼンマイの葉


10:55 神弁分岐 1020m

通行止めでもなく「未整備」と書いてあります

明らかに植樹の一本だけ生えた杉が

古い信仰を思わせます


一旦降って登りっ返し


ヤマモミジ 実に鮮やか✨

11:10 また急登

11:15 東コース分岐


11:20 直下の岩場 U字型の金物が

追加されて登り易くなってました


11:25 山頂 1112m 三等三角 方向指示盤

双耳峰のうち、ここがオキの耳

t=02:10 標高差=522m


雨の中でお弁当 折り畳み傘が役立ちます

秋山では濡れは大敵

防寒にもなるので雨の気配がしたら

すぐに雨具を着ましょう


少し進むと石碑群とパラボラ看板

石仏の向きからして塩沢側の山頂と言える場所


トマの耳は藪を漕いで行くとあります


農耕信仰と上田富士の異名から名付く飯士山

ひっそりと見守ってくれているよう

食物の神との事ですので保食神でしょうか

麓からは縄文時代の竪穴住居も発掘されています


11:55 下山

12:00 分岐 東コースへ

12:15 東の壁 滑るので舐めてると頭を打ったり

挫いたり ここは特に慎重に突破しましょう

迂回路が出来てました


12:25 ゲレンデ 

スカイコース(第八迂回)は下部が急なので

クルーズコース(らくらく)から降ります


13:00 ロマンスコース(レオコース)

13:25 P着 t=01:30 

ピットーレでパスタ食べて帰りましょう♪♪🍝🍕


時間が余ったので石打(丸山)から展望

ここからだと富士型では無いですが

溶岩の溢れた負欠スラブと

トマオキの双耳の地形が良く分かりますね


50〜60万年前に活動を始め30万年前頃が

激しい噴火や爆発の時期

25万年前頃に現在の山頂である中央溶岩ドームを

形成し活動を終了

そのご4〜5万年前に北側が崩壊して土石流を流し

今に至る と町史にありました



地元の山をもっと深く知りたいですね♪


☆花情報☆

キクザキイチゲ(狂い咲き)

ニガイチゴ

エゾユズリハ(実)

ナナカマド(実)

アカモノ

ゲンノショウコ

ミヤマアキノキリンソウ


🍁紅葉してた葉🍁上記に加え

ミズナラ

タカノツメ

ドウダンツツジ

マルバマンサク

ヤマウルシ

ツタウルシ

ハウチワカエデ

ウリハダカエデ

コシアブラ


山岳指導員 高波太一