丹後〜中ノ岳 2日目 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

201020
丹後〜中ノ岳〜十字峡へ

8:10 発 1809m
秋の移動高により素晴らしい快晴に
恵まれました
「夕焼けは晴れ」の言葉通りですね

今日歩く道が全て見渡せます
チシマザサに覆われた眺望の良い稜線

8:20 三国川ダム
分かり易い扇状地

8:45 利根川水源地碑 1834m
S63設置 とありました

銚子まで続く322kmの水の旅が
ここから始まっています

ハクサンフウロの葉っぱ
花も綺麗ですが紅葉も♪

8:55 大水上山 1831m
平ヶ岳へ稜線が続いています

9:20 兎岳 1926m 三等三角
かわいいうさの絵が描かれてます
なんかゆるくて元気になりますね(^。^)

ここからは丁度越後三山が見えて見事!
左から八海山、中ノ岳、越後駒

この三座を巡るのが八海山信仰の
奥駈けに当たります(三山・三岳駈けとも)

9:30 荒沢分岐
尖っててカッコイイ
古い地図だと破線ですが 今はくっきりと
道が刈払われていました

小兎1858を越えるととても風があり、
急激に寒くなってきました
銀山湖で大気が冷やされるのでしょうか

雪も残るようで 草付きの滑り易い斜面
残雪期は迷いそう 10℃ 50%

綺麗な綺麗なマイヅルソウの実
半透明のルビーのような赤に透けて
種子が宙に浮かんでいるようです

幾つかアップダウンして
10:30 滝沢からの鞍部 1768m
11:50 9合目 池の段分岐

12:10 中ノ岳山頂 2085m  三等三角
t=04:00 標高差=276m 二百名山
「銀山」「中ヶ岳」とも

熊野修験 那智山青岸渡寺の
お札が置いてあります

12:20 中ノ岳小屋 50人敷き
トイレは閉まってました

S9年 大崎の山案内人組合が建てたとか
出雲崎の大地主 勝井氏が資金を出したとか
当時は「和三郎小屋」とも呼ばれていたそうです

三山分岐 12℃ 55%

お昼ゆっくりしてUターン
12:50 中ノ岳山頂 下山
13:05 池の段 右へ 生姜尾根

噂に聞く急登 登りは大変でしょう
13:40 7合目 小天井
13:55 6合目 1548mピーク

14:05 池塘 生姜畑 鉱山跡
生姜のように金が採れたと言いますが
そんなにあるでしょうか 黄鉄鉱とかでは?

五十沢の子供達は遠足でここにテントを
張ったと聞きました 昔の人は凄いですね

モリアオガエルの生息地

14:15 5合目 日向山ひなたやま 1561m
ちょっと登ると雨量観測所

日向尾根の所以
ルートは鉱石運搬道として利用されていました

「御月山」の名の通り大らかでなだらかな山容
紅葉はこの辺りが見頃です

なんとアズマシャクナゲが! 狂い咲き
一度冷えて暖かくなったので
春と間違ってしまったのですね

紅葉とシャクナゲのツーショットとか
混乱してて可笑しいので一枚

花はかわいそうですが
無駄打ちになってしまうでしょう(ノ_<)

14:30 2合目千本松原 967m 鎖場
地図上に水場 とありますが期待できません

16:05 鎖場
16:35 十字峡P着 450m
t=03:45 標高差=1635m

しゃくなげ湖に夕景が映えて

六日町・五十沢温泉に入って帰りましょう
ゆもとかんはコロナで15:00終了

元湯(旧館)は入れました
8:00-20:00  ¥420 水休

ここの床柱は一見の価値あり
消雪用の用水を掘っていたら温泉が出てしまった
と言う雪国ならではのエピソードを持つ湯宿

場所がやや分かりづらいので
穴場になっています(´∀`)
はぁ〜さっぱりさっぱり♪♪

山岳指導員 高波太一