スキー指導用語84「指導計画」「指導計画書」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

スキーと登山 髙波太一ブログ

山とスキーのいろいろ

「指導計画」とは
誰それを如何な滑りに持って行くかについて、
その期間と指導法を勘案して組み立てる事です

別名 レッスンプログラム 指導プラン


誰しも ああなりたい、こうしたいと言った
漠然とした夢や希望のようなものを
持っていると思います

指導側ではその意見を聞き入れ、
実現の為の具体的な策を練って行きます


普段のレッスンでも申し込み時の
申告やヒアリング、クラス分け、
班に別れてからの個別での聞き取りなどを経て
1日のレッスン内容を考えて行きます


時には話しているうちに方向が定まって来たり
全く別の事に関心が向いたりもします

また、指導側もこうした方が良いのではないか
と言った助言や提案があります


「指導計画書」とは
上記の要素を擦り合わせて書き出し、
一つに纏めたものです

学校さんなどで3日間の日程で 
最終日にテストがある場合など 
事前にこのような書類を作っておくと便利です

場当たり的にレッスンを受けるのでは無く
抑えどころが分かるので心構えが出来ます

また、引率の先生と共有する事で
思いつきで無く 計画に則っている事を
主張できます

一方で窮屈になる部分もあるので
ある程度ゆとりを持って計画した方が
やりやすいでしよう


予定通りに行かない事は多いです
しかし無計画と言うのもいたずらに
時間を消費してしまう部分があります

大雑把でも良いので
未来や先の事を少し考えておくと
今何をしたら良いのか見えてきますね(・∀・)

次回は85「練習」「練習法」です

スキー指導員 高波太一