スキー指導用語53「表現」「演技」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

「表現」とは
内面にあって精神的な
目に見えない概念、理論、思想などを
外部に向けて身体的に
目に見えるよう形にする事を言います

手段としては様々で
言葉や歌、文章、絵、行動などが
表現と言えます

別名 可視化 見える化 表出 表明 発露


「演技」とは

まず「演」について

演繹 とも言われるように
(水などを)引き伸ばして広げる様を
表した漢字です

ここから 実際にやってみせる・
分かりやすく展開する
と言う意味を持っています

※展開とは
折り畳んであるものを広げるの意


「技」については23を参照下さい


以上の事から
持ち得る技術を人前で実際にやってみせる・
分かりやすく展開する と言う意味になります

別名 パフォーマンス デモンストレーション
実演


劇などでウソ泣きする事も
同じく演技と言いますが
ここでは脚色せず
単にその種目を滑るだけの意味に留まります


二つは似た言葉ですが例として
・横滑りの概念を表現する為に
演技する
・横滑りの概念を表現する為に
図を用いて説明する
・ウェーデルンの手本を演技する
・スキーの持つ開拓精神を表現する為
誰も滑っていない斜面を滑降する
などのように使います

お芝居の演技とはちょっと違うと
思えば良いですね(´∀`)


次回は54「あいのこプルーク」です


スキー指導員 高波太一