《ハウステンボスという四次元の世界で遊ぶ》 前編
今から、かれこれ26年ほど昔のこと、家族揃って長崎県「オランダ村」を訪れ、豪華な陶器記念館や大航海時代の船に乗り込んで見学したり、珍しい動物とのふれあいなどを思い出すと懐かしくなります。
針尾島の巨大な無線塔あたりを通過していたところ、ジャンボタクシーの車窓から建設中の「ハウステンボス」 が目に入りました。今は亡き父がら「オランダ村」 に変わって新しい長崎県の壮大なテーマパーク になることを知らされました。それから、あっという間に時間が経過し、今では日本三大テーマパークの一つとして国内外から年間数百万人もの観光客が訪れる名所となっています。
たまたま、TVで「ハウステンボス」を取材した番組を見て、「オランダ村」 がどのように変貌したか知りたくなり、タカナは少年のように胸をときめかせて3月26日、新幹線に乗車しました。
午後3時入国のスケジュールに合わせて、博多から特急Huis Ten Bosch号に乗り換えなければなりませんが、着くまでの景観の変化もまた楽しいものです。
読者の中にはご存じの方も多いかも知れませんが、「Huis Ten Bosch」ワールドの一端をご案内したいと思います。