東西日本海を結ぶ海運の･･･として盛えた小浜－後編
２．小浜市小浜浅間にある常光寺
京極高次が小浜に入府した頃は後瀬山城（のちせやまじょう）という城がありました。この城を廃して前に述べましたように高次は小浜城築城に着手しますが完成をまたずに、世を去りました。
京極高次の正室・お初の方（浅井三姉妹の次女）は長男忠高が二代目城主となると、剃髪して、後に常光院と称した。（42歳）
彼女は、大坂冬の陣、夏の陣において、姉の淀君・秀頼母子を救わんと、家康の命で大阪城へ乗り込んで和議の交渉にあたるも、その努力もむなしく戦火は広がり、姉も甥の秀頼も自刃して果てました。ＮＨＫの大河ドラマ「浅井三姉妹」を見た方はよくご存じかと思います。