堺名物数あれど・・・
わたしが食べずにいられない和菓子といえばやはりかん袋のくるみ餅でしょう。
くるみ餅と言っても胡桃の餅ではありません、ずんだ餡に包まれた白玉
それがくるみ餅なのです。
驚くことに元徳元年(1329)に開業
文禄二年(1593)にかん袋という店名を秀吉が命名という超老舗。
そして更にすごい事にはこのかん袋という店は商品はこのくるみ餅ひとつだけなのです
お持ち帰りか氷(かき氷を乗せたくるみ餅)のみなのですが、どういう訳かいつ行ってもほとんど人々は列を作って黙々とくるみ餅を買っているのです
一体このくるみ餅の中には何が入っているのか・・・麻薬でも入ってるのか
(冗談ですよ・・・(^o^;)
先日行った時は母もポツリと呟いてました。
「かん中(かん袋中毒)やな・・・」
まさにかん中かも知れません。
けして広くもない普通の店なのに蜜に吸い寄せられる虫のようにフラフラと吸い寄せられてくる人々の姿を見てあなたは衝撃を受けるでしょう。
かん袋にあらずばくるみ餅にあらず
そんな私ももちろん宿院に寄った際にはほぼ確実にかん袋に寄るかん中ですよ