今朝のふるさと元気情報 では、
足利市の着物・足利銘仙の話題をお伝えしました
銘仙という着物は、大正~昭和初期にかけて
女学生の通学や日常の衣類として流行したもの。
色や柄が斬新な割に、価格が手ごろで
流行に敏感な女子たちに大人気だったそうです
昭和10年頃、足利は銘仙生産量日本一となり
全国に「足利銘仙」ブームが!
銘仙というのは
色と色の境界線がぼやけるような、柔らかい柄なのですが
中でも足利銘仙は、「半併用(はんへいよう)」という織り方で
柄が浮かび上がるのが特徴。
立体的に見えるような感じです。
デザインも、美しく斬新で、とにかくカラフル!
私も、お店で見せてもいました~。
これはほんの一部なんですが…
今の若い子が好んで着るワンピースのような、おしゃれな柄ばかり。
当時は、真っ赤なイチゴやピンクのリボンが大胆に描かれたものや
テニスラケットやエッフェル塔のような柄まであったそうです。
足利銘仙は、現在は生産されていないので
すべてアンティーク。その分とっても値段が手ごろなのも嬉しい
ちなみにお邪魔したのは、「うさぎや 」さんという
鑁阿寺の通りにあるアンティーク着物のお店。
ここで「足利銘仙の着付け教室」していますよ~。
特徴である美しいデザインを生かして
アロハシャツや靴下、セーターなどなど
さまざまなグッズもあります。
もう一つ、足利銘仙復活を盛り上げているが
「足利きものガールズ 」です。
頭文字をとって「AKG」!!
人気アイドルグループみたいですよね
10代から50代までの女性たちが
皆さんボランティアでPRに取り組んでいます。
地元ではAKBをしのぐ人気で、ひっぱりだこなのです
着物姿でイベントに参加したり、観光パンフレットのモデルを務めたり。
歌や踊りを披露することもあるそうです。
色とりどりの足利銘仙を着たAKGが
さっそうと町なかを歩く姿は、まさにアイドル並みの存在感
残念ながら私は写真でしか見てないので「生」で見てみたいなぁ。
着物を着るとなると・・・
値段も高いし、長襦袢に足袋を揃えて、帯留めが・・・とか
組合せにもルールがありそうで、つい敬遠してしますよね。
でも、AKGの着こなしは、とても現代風で気楽~
たとえば、足元には、ブーツやスニーカー。
寒い時期には、着物の中に、タートルネックセーターを合わせたり
肩には普通のマフラーを巻いたり。
とっても自由で、これが自然となじむんですよね。
お値段も手ごろで、若い人でも十分に着こなせる価格も魅力。
(うさぎやさんなら、1万円くらいで揃えられるそうです!)
きっと、AKGの姿をみたら
あなたも足利銘仙を着たくなると思います!
あ~私も「着付け教室」に参加したいなぁ♪
そんなこんなで、無事に早朝ラジオが終わりまして・・・
午後からはCRT栃木放送に向かいます。
16:00~は「イヴニングタイムズ」
21:00~は「プライムズタイムズ」をぜひ~
今日は朝から夜までラジオデー。
心を込めてお届けします☆