自分は結局鬱にはならなかったけれど、なりかけていたと当時を振り返ると思う。そして、そうなりかけている人が今の日本には多いんじゃないかと感じています。

ご存知のとおり日本は貧困や環境問題、少子高齢化、情報リテラシーの格差、都市への一極集中/地方の過疎化など沢山の問題があり、毎日暗い情報がテレビから流れてきます。

そんな問題山積している世の中で、私はというと会社勤めをしていて、

・毎日12時間労働

・職場の人間関係に疲弊する日々

・仕事へのやりがいや楽しさは皆無

・ただただ生活のために働く虚無感

に疲弊していた。毎日毎日同じような仕事を繰り返し、出社しても不機嫌な社員の愚痴を聞かされるので徐々に誰とも話したくなくなっていた。仕事上同僚や上司、お客さんとコミュニケーションをとる必要はあるけれど、最低限しか話さなくなっていた。

無口すぎるので、他の人からしたら異質な人に見えていたと思う。

考えていたのは、「自分は何度同じ道を往復しなければならないんだろう。このまま生きていく最低限の収入を会社からもらい続けても明るい未来はない」ということ。

かといってどうしていいかもわからなかった。
情けない。         続きを読む