必殺マラソンテスト
3日にあったスペリングコンテストの結果を見た。余りの酷さに担任は驚いた。そして、頭にきたから全員ぶん殴ってやろうかと思ったが、もうそんなに若くはないので冷静になって考えた。(必殺マラソンテストだ!)そうだ。必殺マラソンテストをやるのだ。全員が合格するまで延々と続くマラソンテストだ。合格するまで部活には行けない。放課後は勿論、休み時間までクラスを挙げて勉強するのだ。合格点は80%以上。(満点のものは次からのテストを受けなくてもいい。)全員が合格するまで何日間でもやる。数学の正負の計算もやる予定なので、覚悟しておくこと。


一昨日の純はケッサクだった。(たかがケツパイプじゃねーか)と思うのだが、本人は余程痛みに弱いのだろう。脂汗を流しながら必死になってなんとか痛みに堪えようとしていた。その時の顔と言ったら・・・


2時間目は理科。動物の授業だ。『動物はどんなところに住んでるかな?』「はーい!」誠が元気よく手を挙げた。『ほい、誠。』「ジャングル!」次の瞬間、1組は笑いの渦に包まれていた。『いやあ、いいんだよ。間違ってないんだよ。でも、なんかちょっと違うんだよなあ~。』しかし、理科の授業は誠の”ジャングル“の一言で盛り上がったのだった。

おかわり
今日の給食は“そぼろごはんに野菜サラダ。そして牛乳”英二「先生、お代わりしていいですかあ・・・」俺『・・・・・』「牛乳あげるから」俺『いいよ。』・・・・俺の机の上には5本の牛乳がたまった。(別に牛乳をくれなくてもおかわりはできるのですよ。あしからず。)俺の前に座っていたのは日出登。そぼろごはんのおかわりから帰ってきて、直ぐに今度はサラダの食器を掴む。俺の方を見て(エヘッ)と笑う。その時の嬉しそうな顔・・・。


1組は歌が好きだ。俺がギターを手にすると直ぐに「ねぇ~歌おう。何か歌おう!」と言ってくる。文化祭では2曲歌うことになった。1曲目は英語の歌。“I’ve been working on the rail road”もう1曲は”ずいずいずっころばし“だ。昨日から練習に入ったが、なかなかだ。11月の文化祭には素晴らしいハーモニーが出来上がるだろう。

水泳大会
明日はいよいよ水泳大会。1組全員の全ての力をぶつけて、また優勝しよう。宗弘(水泳部で試合で欠席)がいないのは寂しいけれど、でられないヤツも声を枯らして応援して、みんな、ひとつになって燃えよう。俺も頑張るから・・・    ともや

 


*いやあ、今読み返すと、本当に面倒くさい担任というか・・・子ども達は大変だったんだろうなあ・・・そう思うのです。