こんにちは。
たかもり助産院 です。
先週は、外に出ることが多く、なかなかアップできなかったのですが、今日は小学校での「命の学習」のご報告をしたいと思います。
先週、先輩助産師に同行させてもらい、小学校の「命の学習」に行ってきました。
おじゃまさせてもらった小学校の3年生の「命の学習」は、全9回でおこなわれています。
1回目から3回目までは、学校で先生が授業を担当しており、4回目に助産師と妊婦さんによる命の学習になっています。5回目から9回目は、先日区役所のパパママセミナーでもご紹介しましたあかちゃん先生
が来られるそうです。
まず、助産師のお話なんですが、学校で事前に学習しているので、「子宮」とか「羊水」なんて言葉も知っていて、「命のはじまりはいつから?」という質問にもそれぞれの理解で答えてくれました。
胎内の3ヶ月、6ヶ月、10ヶ月の教材にも興味津々で、へその緒を通して、「二酸化炭素を出してます。」なんて答えられる子もいました。
うまれたばかりの3kg・50cmの赤ちゃんが、自分たちのようにどんどん大きくなっていくことも目をキラキラさせて聞いていました。
後半は、8ヶ月・9ヶ月の妊婦さんが来てくれて、妊婦さんの気持ちを聞いたり、実際に赤ちゃんの心音を聞いたり、お腹に触れさせてもらったり、とても貴重な体験となっていました。「胎動は痛いですか?」とか「走れますか?」「気をつけていることは何ですか?」など質問し、実際にお腹に触れさせてもらうと「あたたかい。」「動いた!」とみんなで言い合いっこしていました。
こどもたちがとても集中して、授業を受けていることにも感心しましたが、男性の先生や教育実習に来ていた学生さんが頷きながら聞いている様子がとても印象的でした。
大切な命。伝え方や相手の受け止め方などは様々です。
助産師としての思いを伝えていきたいです。