ボクサーの強さの証明とは? | たかものブログ

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とりあえず芸能人のブログにコメントした時にどんな感じの人がしたのかわかればと書いてるだけなので内容は趣味(競馬、映画、スポーツ)が中心です。

現実的には120キロの選手と70キロの選手が闘うという設定自体がナンセンス?で考えることに楽しみを感じる以外は何もない話題かもしれませんね、正解はないので。


はっきり言って中量級・軽量級の強豪選手がその階級での圧倒的な差を維持したまま重量級の選手になったとしたら強すぎてボクシングが面白くなくなるでしょうし、重量級の強豪選手がそのパワーを持ったまま中量級・軽量級になったとしたら毎試合一桁のパンチでKOでしょうか?結局のところ、そういう夢想したくなるのは強い選手の証明の1つでしょう。


同階級での強さの証明はチャンピオンであること、4団体統一チャンピオンであること?今では分かりやすい証明方法ではあるが、残念ながら陸上競技のように世界記録保持者にして敗けなしというのとは違って互いの実力(強さ)を数字で表せないところ。


チャンピオンの下にはランキング1位から一応強さの順位をつけられているが、当然だが必ずしもランキング上位の選手がチャンピオンとの対戦経験があるわけではない。なのでチャンピオンに勝ってベルトを集めても階級最強を論じるのはまだまだ早いかと。もちろん、チャンピオンがランキング上位選手たちを破って防衛していたらその選手に勝ってベルトを獲得したら言って良いと思いますが。


井上尚弥選手はスーパーバンタム級に階級を1つ上げてたった2戦で4つ全てのベルトを揃えてしまいましたからね、勝ち方が圧倒的すぎてもう闘うべき選手はいないと言うのも分かるんですが。


パウンド・フォー・パウンドで井上尚弥選手が上位に推される度?に階級を上げずに相手を選んでいる?みたいな論調もなくはないようですが、かなりの的外れ?もいいところでしょう。バンタム級から始まったベルト統一ではチャンピオンかランキング上位選手が相手でしたし、スーパーバンタム級では2人の統一チャンピオンとランキング1位のネリ選手が相手ですからね。他の階級で対戦する機会がない以上は相手選手のレベルは戦績や試合内容から感じる印象でしか判断できない?とにかく、相手がどうとかで井上尚弥選手の強さを論じること自体がおかしいでしょう。


個人的にはいくつかベルトを返上して新たなるチャンピオンが誕生したなら闘うみたいに効率良くスーパーバンタム級での最強を証明した上で階級を上げるのはアリでしょうね、4団体のランキング上位と対戦していくというのは時間が掛かりそうですし。