鳩山内閣が8月に発足して,早7ヶ月が経過した。

早いものだ。


オバマ大統領のチェンジ! ブームにはじまって,

鳩山総理の政権交代のチェンジブーム。


前々回のブログで9マス,9コマ思考の話を書いた。


話の展開は,「起承結」の3つでまとめる。

小説ならば,起承転結という展開であるが,論文や企画書などは,

起承転結ではなく,起・承・結でまとめるのが一番美しい。

転がしてしまったら,また新たな結をしなくてはならなくなるからである。


3つがらみの話でもう1つ。

当たり前であるが,何かをはじめようと思ったり,チャレンジしてみようと

思ったときに,目標を達成しようとするあまり,あるいはすぐに成果をつか

もうと思うあまり,目標へむけて生活やこれまでの習慣をチェンジしてしま

う人がいるが,自分のこれまでの経験からすると,これはあまり成果を生み

ださなかった。


それよりもむしろ小さなアレンジから始めて,じょじょにチェンジしてゆくほうが,

少し時間はかかったけれど,そのほうが結果として望んだチェンジを掴んだ。


事や計画はチャレンジ,アレンジ,チェンジのスタンスで。

講演で話すときの言葉は,ゆっくり,しっかり,はっきりと をモットーに

話すようにしている。もともと,テンポの速い話方なので,快適速度で

話すようにはしている,が・・・・・。



仕事や予定が増えるにつけ,様々な仕事術の本を読んだりして,効率的に仕事を捗らせるコツのようなものをつかもうとしてきた。


時は金なり,というように,お金と同様に時間は大切である。時間管理がしっかりできていないと仕事も捗らない。気分のムラが激しく,その日の気分次第で捗ったりそうでなかったりしていた20代。その習慣を改めなければと思い,様々な方法をためしてきたものの・・・・・。


長電話,ボーっとする時間,などなど。とにかく,時間をムダにする傾向が強かった。そんな折,書店で一冊の本に出会った。本田直之『レバレッジ時間術』。

http://www.leverageconsulting.jp/LTM_mokuji.html


この本に紹介されている84頁の時間家計簿をアレンジした時間家計簿をつけることによって,時間の効率性を上げることができた。


すべてを見えることにすること,すなわち可視化によって,ムダの排除を行なう経営手法があるが,これと同様に,時間も可視化させることでムダが排除でき,本田氏が言う「時間資産」を生み出すことが可能となった。


さらに一日の仕事を9マス(ナインブロック)タスクリストを作成して,縦軸を時間(時間のかかる作業とそうでない作業),横軸を重要度合(付加価値活動と非付加価値活動)に分けることによって,重要度分類が簡単にでき,作業のメリハリ,いうなれば快適走行のためのアイドリング叫びを入れ込むことによって,さらに効率が倍増アップ



効率があがることで,生活にも余裕がでてきて音譜

時は金なり,って本当だドキドキ





3年ぶりのアメブロ復活ニコニコ



ようやっとブログを書こうっという気分になった。

(というか書ける時間ができた)



仕事が年々増加。

それなりにヤル気もあるが,何せ,気分転換が得意でないのが,成長阻害要因でもあったニコニコ


とはいえ,多忙な日々が続き,両親の健康の悩みやらなにやらと自分以外の心配がでてくると

これは少しどんよりも,する。


未来を想像できないこと,夢見る力を失うこと,こそが生きる希望を失うことと思う。

生きることは“活きる”ことであると考えるが,身の回りをみると“息ん”でいる人が多いような気もする。


さてさて,気分ドンゾコなときには,やはり書店へ行くに限る

本屋を冷やかしているとその時の気分の食指に触れる本に出会うことができる。


いつも変節や転機には書物の出会いがあった。


学ぶものとして,そしてそれを伝授してゆくものとして,知的スキルを向上させることは不可欠だアップ


仕事を多く抱え,こなさなければならない仕事が増えた最近,私の食指に触れた本は次の2冊である。

〔1/23~2/3〕

① 斉藤孝『地アタマを鍛える知的勉強法』 講談社現代新書,2009年.(720円+税)

② 園善博『頭がよくなる魔法の速習法』 中経出版,2009年.(1300円+税)

   

①は精神面と具体面からによる勉強法。学生向けの勉強本ではなく人間として学びつづけるための必要性を教えてくれる一冊。

②は学習障害であった筆者が認知心理学をもとに速習法を述べており,いわゆるハウツー本。だが,単に目を早 く動かしましょう,,,とかそういう類のものとは異なり一読の価値はあるかも。


①は,あらゆる角度からの「勉強法」を述べており,目からうろこと合点合点と納得うなずきづくめの一冊だった。特に共鳴したのは,「知・情・意・体」を整える勉強法

感情≠論理であると考えるが,筆者は感情=論理,という。とかく勉強,研究などは知と情は別々と考えられ,知の世界に情を持ち込むことを是としない。

が齋藤氏曰くかつての日本は,体を整えることを抜きにした知性にはむしろ違和感があり,体を使った勉強法をすることによって,意識の深いところに知識がすっかりと染み込まれてゆき,漢文の素読などはその典型だという。


「知・情・意・体」 たくさんの人に接していると,姿勢を正して規則正しく生活をしている人はやはりそれなりの成果を生み出している人が多い気がする。姿勢を正していないと,健康状態があまり芳しくないと,やはり気分がすぐれなくなり,やがてその気分は思考に影響を及ぼすようになる。


確かに。自身を考えてみても,また大方の人をみていても,体調が悪いときカラダが思い通りにならないときには,何かとネガティブな発想をする傾向があり,また言葉にもそれがでる。


気分をフラットに持ち続けるためにも,健康であることは不可欠であるし,何よりの財産でもある。


ニヒルとアンニュイがカッコイイと思い,それこそが知性,と思っていた過去。そういう人に傾倒し,そういう人をレスペクトしていた時期もある。ただ,お付合いをしていくなかでそうした人はきまって,姿勢がどこか乱れており,偏屈なところがあった。それを個性といえばそれまでだが。


「知・情・意・体」 


それを意識して,仕事に打ち込んでみよう,と思う。


同じことの繰り返しでは成長しないから,過去を捨てられないとか,自らの経験のみをすべてとしそれがすべての学びとしてそこに囚われて,一元的なものの見方しかできないような人間にはなりたく,ない。

「年を重ねる=成長する」であるように,いつまでも柔軟な思考のできる人間でありたい。



柔軟なカラダの人は思考も柔軟とある人が言っていた。

いつまでもそうありたし。



明日も朝は30回腕立てではじめることにしよう。