再び東京都・沖縄に緊急事態宣言が出され、大阪はまん延防止の継続となった。
感染拡大防止策として、効果は薄いかもしれないが保守的に行動制限をかけていくのはまだ分かる。
ただ一方でワクチン接種の推進も感染拡大防止策の一部であるはず。
にもかかわらず、感染拡大しやすい都市部や観光地に優先的にワクチンを回すことはしない。
施策に一貫性がなく、矛盾した対応になっている。
ぱっと見全国に一律にワクチン配送して公平にみせかけているが、裏では一部の地域にだけ行動制限をかけて不平等を誘発している。
不平等なだけでなく、経済活動の盛んな都市部・観光地に制限をかけることにより、大きな経済損失とともに多額の補助政策を併用することにより他の地域からの税金も無駄にしている。
政治において何かを優先することにより優先されなかったとこから批判を受ける。
それを避けるために見せかけの公平を続けることによって結局全体としての損失が大きくなる。
勇気を持って全体利益の最適化を考えて決断することが政治には求められる。
