コロナが流行しだして約1年過ぎて、世界比較してみると、相当地域差がある。
(各国のデータの信憑性はなんともいえないが、出展元はWIKIと世界統計)
https://en.wikipedia.org/wiki/Template:COVID-19_pandemic_data
https://population.un.org/wpp/

細かい相関関係とか出してないので雑感であるが、
日本周辺のアジア諸国とアメリカ・ヨーロッパ・南米では数字の出方が全く違う。

<人口感染率>
東・東南アジアでは人口感染率が1%前後なのに対して、その他では5%~10%である。
遺伝子的なものや、そもそも日頃からの風邪への抵抗力とかの差があるように思う。

<陽性者死亡率>
これは何とも言えない。
個人的には医療水準の差とか、高齢者比率の差のような気はする。
ただやっぱりアジア諸国は低めに出ている気がする。

<人口密度との相関>
ほとんどない気がする。

ちょっと以外だったのが、スウェーデン。
都市封鎖的なことを一切やらなかったが、人口感染率11%、陽性者死亡率1.3%。
人口感染率フランス8.7%、イタリア7%、デンマーク5%と比べると確かに高いのだが、
劇的に高いというほどではない。陽性者死亡率もむしろ日本より低い。
数字を見ると人流抑制は効果は0ではないが、経済損失、高齢者のフレイルリスク、精神疾患の増加、様々なデメリットと比較して判断すべきだと思う。
日本でももし仮に医療体制の整備ができる体制だったなら、人流抑制しなくても死者数が大きく変わらなかった可能性もある。

日本周辺のアジア諸国と他国では、数字上はコロナのリスクが全く違う。
他国の施策をまねるのではなく、医療体制整備も含めて自国にあった施策を練り上げるべきだと思う。