コロナに関する報道は極端に偏り過ぎていると感じる。
都構想のとき散々言われた。賛成・反対の両方の意見が無ければ偏ると。コロナの危険度や対策についてもそうではないのか。
連日テレビをつけると新型コロナウイルス感染症の感染者数・死亡者数が細かく報道される。
ほとんどの報道で新型コロナウイルスの危険性をあおるような報道がほとんどである。
専門家でもないコメンテーターが裏が取れてるかどうかも怪しいコロナの見解を垂れ流す。

毎日細かく死亡者をテロップで流して何か意味あるのだろうか。
昨年2020年の死亡者の原因別に並べると
1位:がん    約38万人
2位:心疾患   約20万人
3位:老衰    約13万人
4位:脳血管疾患 約10万人
5位:肺炎    約8万人
新型コロナウイルスによる昨年の死者3,666人はこの肺炎に入ると思われる。

他の疾患で死亡者数を連日報道することは無い、コロナだけ報道するのは死者数としては圧倒的に他の死因より少ないが危機感を伝えたいのであろうか。特定の情報だけ厚く報道するのは、視聴者の冷静な判断を奪う可能性がある。
コロナに関するコメンテーターの見解表明もそうである。特定の見解について賛成者・反対者の両方がコメントして、視聴者は判断できるはず。医療関係者からコメントとっても、マスコミの意に沿わない部分は全部カットされて放映されてるのが現状。

偏った報道が、偏った考えの方を量産し、データに基づいた冷静な施策提案を難しくしているのは本当に問題だと思う。