「新公会計制度」

 

分かりにくいテーマですが、民間企業の会計と同じ方法、複式簿記で各種資料を作ろうというものです。

いわゆる公会計は基本現金主義の単年度会計ですので、収入と連動する形でのストック情報が表示できず、また減価償却の概念がないので、投資の回収の概念がありません。

今後明らかに払う必要があるものも、表示が分かりにくいのです。

 

大阪市は2741日以降から一般会計でもこの方式でも会計表示するとのこと。

(もちろん従来型の発表がメインで、公営企業ではすでに複式簿記は入っています)

 

一般会計にも減価償却の概念を入れると、ハコモノを作るということは毎年負担が増えるということを自覚してもらえますし、退職金等の将来負担する必要のあるものを現時点で織り込むこともできます。

 

私が市会議員になって役所の会計を見て思ったのは、分かりにくっ!!ってことでした。

企業会計ならざっとみるだけで組織の規模・内容をある程度把握する自信はありますが、役所の会計はなかなかつかめなかったです。


なので、新公会計すごい楽しみなんです。

 

質疑したところ今は各部署利用方法に関してノーアイデアっぽかったので、うまく利用する方法を考えてほしいとの提言でした。