1年前の2月22日。
そう。娘ちゃんがお腹にいる事がわかった日。
結婚して3年。
なかなか授からず悩んだ時期もありました。
ちょうどこの頃、おばあちゃんが倒れ亡くなりました。
ずっと一緒に住んでたおばあちゃん。
おばあちゃんは4人子を産んでいます。
でも1人は小さい時に亡くなったんだって。
理由は分からないけどいつもおばあちゃんの部屋に写真があってお花が飾られていました。
そして私の父も早くして亡くなりました。
その時おばあちゃんは
どうして私より先に逝くんだ?
ごめんよと涙を流していました。
おばあちゃんの涙。
我が子に先に逝かれる悲しみ。
代わってあげれたらこんなこと…と。
今でもあの時の事は忘れられません。
そんな時にやって来てくれた娘ちゃん。
私は嬉しさと愛しさでいっぱいになりました。
私のお腹の中でこんなちっちゃいのに一生懸命生きようとしている。
私はこの日からこの子を守りたいと思ったのです。
おばあちゃんが命をかけてその大切さを最後に教えてくれたと思います。
死と生を感じた1ヶ月。
なかなか生理が来ない。
いつもはそんなに遅れる事もなかったのですが法事や旦那さんが出張だったので夜も働いたりと生活が乱れていたのでそこまで気にしていませんでした。
でもあまりにもお腹が痛く薬を飲みたくなったのですが、もし1%でも可能性があるなら飲めないと思ったのです。
そこで初めて妊娠検査薬を使いました。
あれ?
線が出た。
もう、びっくりしたのと嬉しさでいっぱいになりました。
でもすぐには旦那さんにも言わず1週間後病院に。
もともと貧血なので薬を貰いに婦人科を受診していたので先日行った時に生理が遅れててと話していてもし来なかったら次は産科に行っていいよと言われていた。
なので産科に。
先生が先に尿検査の結果を見て妊娠してそうだね、診てみようかと。
そしたらすぐ、「これ分かる?赤ちゃんの袋だよ」と。
もう嬉しくて嬉しくて。
私のお腹に赤ちゃんがいるんだと思ったら愛しくて仕方なかった。
夜、国際電話で旦那さんに連絡しました。
「あれ?今日は起きてたの?」
←実は妊娠のせいか数日前から21時には眠気があり早寝だったのです。
そしてテレビ電話にして
エコー写真を見せながら
「パパになるんだよ!」と報告しました。
旦那さん固まる。w
びっくりしすぎたみたいw
いろいろ話して電話を切ったらメールが。
''ありがとう''と。
次の日から本格的に悪阻が始まり仕事も出来ず…
暫く数人以外に妊娠の事を言っていなかったので、具合悪そうで病気かもと噂されてましたw
あれから1年。
隣には娘ちゃんが今日もスヤスヤ。
あの日感じた愛しさの何倍も愛しい。
初めての心音も胎動も。
初めて目が合った瞬間も。
全て忘れない大切な時。
助産師さんが言っていた事ですが
お産はとても大変な事。
妊娠するのは奇跡でそれをお腹の中で十月十日育て出産する。
女性しか体験できないとても神秘的で最も幸せと快感を感じると。
まだまだ新米ママ。
娘ちゃんが辛く泣き叫ぶ日もあるけど
それは娘ちゃんが成長しているという事。
たくさんの愛で娘ちゃんを守りたいと思います。
娘ちゃんがたくさんの人を笑顔にしてくれる。
私達の宝物です。