『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.69 | 清く図太くしたたかに!3日で読める!リーダーが強運で居続けるための「人間学読本」ヨーロッパ英雄史小説

清く図太くしたたかに!3日で読める!リーダーが強運で居続けるための「人間学読本」ヨーロッパ英雄史小説

はじめまして!秀田木崇文(ひだきたかふみ)です。3日で読めるヨーロッパ英雄史小説小説を書いています。このアメブロで連載した『帝国の鷲〜皇帝カール5世の生涯〜』が電子書籍として、Amazonで販売中です!

エリザベス1世


エリザベス1世

(以下、前回からの続き)



再度エリザベスはトマス・シーモア卿に手紙を書く。

「自分と海軍卿とのことで色々と噂が耳に入ってきましたが、それらは全くためにする馬鹿馬鹿しい噂であり、二人は自分に気を使って教えてくれただけのことです。私は枢密院の許可がないと結婚できないことは十分理解しておりますし、二人ももちろんそれは知っています。海軍卿がそのように(結婚を)望まれても、枢密院が許可しなければどうすることも出来ないでしょう」

と二人はもちろん、海軍卿にも累が及ばないように、慎重に言葉を選んで返事した。この時ほどロジャー・アスカムから習ったギリシア古典、特にキケロの弁論術が役立ったことはない。要は「枢密院の許可も得ずに勝手に結婚を画策したこともないし、誰に勧められたこともなく、単なる噂話の域を出ない」ということになれば、少なくとも身の安全は保証されるはずであった。エリザベスはそのように信じたが、現実の政治は彼女の思惑を超えた所で、冷酷に事が進んでいた。

(以下、次回に続く)

あなたのビジネスと人生に
強運】をつかみ取ります!

【 無料メルマガ講座 】

ヨーロッパ史の英雄に学ぶ
【 ビジネス強運のつかみ方 】
7日間無料メール講座
 

スタートします!

申込はこちらから!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ヨーロッパ史の英雄に学ぶ
【 ビジネス強運のつかみ方 】
7日間無料メール講座 


………………………………………………………………
ナポレオンよりも長く、ヨーロッパに君臨した皇帝
『帝国の鷲~皇帝カール5世の生涯~』
上・下巻、Amazonで発売中です!

良かったら、ぜひ読みに来てください!

港区回遊ブログ
毎日歩き回って、港区の名所を紹介しています。

自分で自分を占う易占ブログ
毎日、自分の1日を易で占ってどういう日だったかを
解説しています。



Facebook と Twitter もやっています!(他愛もない内容ですが…)

Facebookはこちら!

Twitterはこちら!