『エリザベス1世~神の光栄なる下僕~』 Vol.67 | 清く図太くしたたかに!3日で読める!リーダーが強運で居続けるための「人間学読本」ヨーロッパ英雄史小説

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エリザベス1世


エリザベス1世

(以下、前回からの続き)


「私がエリザベス様の言いつけでロンドンに参り、その足で海軍卿と面会した際、海軍卿は近々エリザベス様に会いに行く、と言われました。その事をエリザベス様にお伝えすると、大層お喜びになられました。それ以外にも、エリザベス様は海軍卿のことが話題になると、いつも嬉しそうな顔をされました。ある時私は、もし枢密院の許可が下りたら海軍卿と結婚なさいますか?と尋ねると、「神様のお導きに従います」と答えられました。アシュレイ婦人ともよく、海軍卿と王女様の親密さのことが話題になり、彼女は「王女様にはぜひ、海軍卿のような殿方と結婚してもらいたいと思っている。ひょっとしたら海軍卿は枢密院の許可も取り付けるかもしれない」と言いました」。

それ以外にも彼は、海軍卿とエリザベスが二人きりでいるところをキャサリン・パー王妃が目撃して激しく嫉妬したこと、アシュレイ夫人が「先の国王がもう少し長生きされていれば、エリザベス様は海軍卿の奥様になっていたことでしょう」と話していたことなどを、洗いざらい告白してしまった。

そのトマス・パリーに対面させられたアシュレイ夫人は、「秘密を守るとあれほど誓ったのに!口外するくらいなら馬に轢かれて死んだ方がマシと言っていたのに、この悪党め!」と、口を極めて彼を罵った。無理もない。彼女までが二人の結婚を望んでいて、そのことを隠していたことが白日の下に晒されてしまったのであるから。しかしトマス・パリーがここまで話してしまっては、もう無駄だと観念したのか、彼女も何時ぞやの「ドレス引き裂き事件」のことなどを語り、二人とも供述書に署名した。

(以下、次回に続く)

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