4/26(水)チカメかサビキ釣りからのジグ5名様募集

4/27(木)沖合夜イカ釣り4名様募集です。

 

先日はウニ仕事でした
4月も後半になりウニの身入りもどんどん良くなってきて一安心


少しでも時間が空けばウニ仕事をしていますが靴が1シーズンで2足ダメになる
塩水瓶ウニも好評で「こんな新鮮なウニ食べたことない甘い!」とご評価頂けて妻と二人で喜んでおりました。


先日のハマチ、イサキも持ち帰れない分は頂いてお世話になっている方々に配りましたが、脂ものっていてこちらも大好評


ハマチの旬っていつですか?と聞かれたらサイズによって違いますが、10kg以下のハマチはここ2,3年4~5月が一番脂がのっている気がします。

 

それまではイカばかり食べて一番味が落ちる時期だった気がするのですが寒い地域から下ってきた群れなのかな?
海は不思議がいっぱいです。

 

ちなみにこのウニの採取場所はかなり磯焼けが激しい場所

去年一昨年と同じ場所を2~5月の間までチェックしても一度も身が入る事が無かった場所が、今年はなぜかいい身入り。

 

いつもと何が違うのか?

と変化を探ると、今年は例年と違い岸壁に打ち上げられている流れ藻の量がこの磯だけかなり多い

流れ藻というのは潮ってより風の影響をかなり受けるので、藻が抜け落ちて流れ藻になる時期に北風がおおいとこの磯

北西がおおいとこの磯

 

とそんな風に変化するのではないかと思います。

 

日本全国すべてのウニがそうとは全く思いませんが、この山口山陰の島戸周辺に関してはウニの実入りは流れ藻がものすごい左右するなと実感します。

アカモクが非常に多くある場所でも身がスッカスカの場所もあり、海草とか全然ないけど流れ藻がよく流れつき沖に出て行きにくい場所は毎年の様に身が入ります。

 

磯焼け問題

ムラサキウニの身入りが悪い問題

これらは近年非常に注目され始めた問題ですが、ウニの密度を減らせば解決。

確かにそうかもしれませんが、流れ藻が多くあれば非常に優秀な海産資源です。

 

それに見た感じウニが率先して食べているのは岩についた海草というより流れて沈没しているアカモク、ホンダワラ、今時期ならワカメの枯葉です。

流れて沈没しているワカメにウニが群がっている様子はよく見かけますが、藻が多い岩にウニが群がっているのはあまり多くは見ません。

数が多くなりすぎて岩の下に隠れきれず仕方なく上に出てきている個体は見ますが、かなりの確率で身が入っていません。

身が入っていないという事は食い物にありつけていないという事でしょう。

 

仮によく動き岩の上の藻を食い荒らす程アグレッシブなウニなんだとしたら、岩の上に居る個体が岩の下に居る個体に身入りが劣るはずがありません。

ですが、ほぼ8~9割の確率で岩の下、もしくは岩と岩の間の一等地に居るウニの方が身入りが良くサイズも大きいです。

サイズが大きい個体の方が力も強いのか、常にその一等地に居る率が高いです。

これまでに数十万個のウニを獲って身入りを比較し割ってきたので、大体そんな傾向はあるのではないかと思います。

 

藻場の復活というのは磯漁において非常に重要ではありますが、ムラサキウニに関しては流れ藻の増加も重要であり流れ藻になる海草の減少が問題なのだと。

アカモク、ホンダワラ、ワカメ、強風時にはカジメも抜けます

 

自分の海草漁減らした方がいいんじゃね!?と最近思ってきたり。

 

ウニのキャベツ養殖

というのが一時期とても有名になりましたね

 

あれも非常に未来のある素晴らしい事業の一つとは思います。

ただ、もっと簡潔に低コストでできる方法はないだろうかと思っておりました。

多額の費用をかけて大きな工場を立て、広くウニを集め活魚車で運び電気代などの費用を使い身入りを向上させるのがはたして最善なのだろうか。

 

ウニの身入りを向上させる。

これは大きな資金を持った人しか挑戦できない事なのだろうか?

それよりも港の一区画を網で区切り、その中になんらかの効率的にウニが張り付ける住処を投入

身が皆無のウニをその区画に入れまくって、毎年必ず1月頃から湾内に流れ込みその辺に乾燥させて保存できる流れ藻をムラサキウニの身が溶け始める7月まで定期的に投入する方が各港でも挑戦でき効率的なのではないだろうか。と

 

これまでこの紫ウニを獲る人が非常に少なく、他のサザエ、アワビ、赤ウニを獲る人が多かったから競争相手が減り異常に増えたように見えるだけであって、「一定以上大きいウニはお金になる」となった途端一瞬で消え去るのは間違いないです。

確かに現時点では数も多く、環境変化や飢餓にも強く増える個体ではあると思いますが、商品に適した大きさになるまでに何年もの時間を必要とすると思います。

効率的に商品になるウニを自分は獲っておりますが、全体の数で言うと1~2割程度ではないかと思います。

それ以外は小さすぎて手間ばかり増え、板ウニ1枚にするのに数倍の時間がかかります。

 

全く身のないウニなら、1日でこの小船一つ満タンにする事は今は難しくありません。

ただそのペースで獲れば1~2年でペースが激減する上に、他の資源が回復する保証などどこにもありません。

磯焼けはそのまま。ウニも居なくなり別の海産物も特に増えなかった。

というのが一番最悪です。

たった1~2年水揚げが数百万程度上がるだけよりも、これから少量ながらも10年20年と安定したウニ仕事がある方がよっぽど有益です。

 

磯の環境しか興味ないのであれば乱獲に駆除を繰り返せばなんらかの変化が起こる可能性は高いと思いますが、これを資源ととらえてウニの水揚げで生計を立てているならむしろこの異常発生をいかに有効活用するか。

そこに着目して考えないと勿体ない気がします。

 

自分は海洋生物学みたなのはまったく知らないので、見当はずれな事を言っているかもしれませんが

ただウニを獲って割る。

 

この一行で終わる様な単純な仕事の繰り返しでしかありませんが、色々な発見があるものだなーと思う今日この頃でした。

 

 

ご要望が多かった瓶ウニも出品しましたのでよろしくおねがいします。

時化の日に作って発送する形になります。

 

youtubeチャンネル作りました。

コツコツ配信していけたらと思いますのでチャンネル登録よろしくお願いします!

 

自分が使っている万能竿です。(パワーウルフがなくなったらしくこっちでもよかったです。)

 
 
 

 

 

 

 

 

 

落とし込み釣り、電動ジグ、アジ、イサキ釣り、連結イカスッテ釣り、チカメ、泳がせ釣りと何でも使えます。

長い竿は手返しが遅くなります。

初心者のうちはこんなので十分ですし、過剰巻で最初は竿を折りまくるので高価なのはやめた方がいいです。

腕が上がれば道具に頼る必要もないのでこんなんで十分です。

 

 

 

電動リールはフォースマスター3000かプレイズ3000程度があるといいです。

10kgのヒラマサとかきたらプレイズだとしんどい場合があります。

 

PEは安い6号を200mでも巻いておけば年中何にでも使えます。

4号だと落とし込み釣りの仕掛けが16~18号とかの場合根がかりしたり、人と絡まった時に摩耗して高切れしたりします。

落とし込み釣りはトラブル連発が当たり前なので、それを見越して強靭な物を用意しないと釣りになりません。

落とし込み釣りをやらない場合は3号~4号で十分です。

 

 

 

 

船に設置している竿受けはこちらです

船にもありますが、こちらの竿受けが使えます。

 

 

 

 
 

タイラバ、イカメタルはこんな竿で十分釣れます

 

 

リールはこんなんに1号のPEと3号のフロロリーダーで十分です

自分が使っていて水深カウンターの有無で困ったことは一度もないですが、困る方はカウンターがあった方がいいです。

 

 

これ2個使ってますが、イカメタル、ライト落とし込みに丈夫で使いやすいです。

 

 

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詳しくは予約カレンダーにて!

 

 

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