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この日は時化で釣りはお休み
大雨大風で、外のバケツがコロンコロン
そんな日は家でのんびり針を結んだり道具を作ったり
最近行っている泳がせ釣り、五目釣りでは疑似餌を使ったり餌のイカ、魚の切り身を使ったり
活きたアジを泳がせたりして釣っています
しっかり咥え込んでいますね
ちゃんとそのアジを飲み込めるのかい?ってカサゴ
泳がせ釣りは比較的色々な魚が食ってくる釣りで、人気の高い釣りです
青物が多い瀬では14号のハリスにしてみたり
深い場所ではサビキ道具の下に活アジをつけて、チカメ、メバル、アジ、サバを狙いながら楽しんだり
泳がせ釣り
と言っても、その道具に個性を出す事で自分だけの秘蔵道具を作ったりする事もできます。
アジだけにするのか
1本針
2本針
針の大きさ、種類、ヒラメ狙いでトレブルフックにするのか否か
サビキもつけて疑似餌にするのか、フラッシャーにするのか、はたまたサバの切り身にするのか
色々な物があります。
その日その日によって活性の高い魚が変わってくるので、それに対応した仕掛けにできたらもうプロですね
青物も含めた大物に対応できる8号~14号程度の疑似餌サビキ&一番下にアジの泳がせ
シンプルに1本針と三又サルカンだけの泳がせ道具
難しい場合は、このどちらかを用意して活アジさんにがんばってもらうのが守備範囲の広い方法かとは思います。
よく聞かれますが
泳がせもサビキも基本的に枝は短いほうがトラブルを減らせます。
食いの良さ以前に、そちらのメリットが確実なのでオススメしています。
枝が長い物にしか絶対に魚が食わない。という事は無いです。
ですが、枝が長ければ長い程トラブルは絶対に多くなります。
どの道具も一長一短があるので、それは個人の好みで選ぶのが楽しみだと思います。
そんな中自分が力を入れているのは
小あじの確保方法
泳がせ釣りはお客さんの要望ではじめてみました。
漁師生活の中でも、潮が止まった時に遊び程度でしかやった事の無い釣りです
そもそも小アジなんてどこで釣るのか知りませんでした。
大鯵は値段がいいので狙っていましたが、小あじはいくら釣ってもお金になりません
活アジという物を釣り用で売っている地域もあるみたいですが、このあたりでは無いので釣るしかありません。
泳がせ釣りは活きた餌があって初めて成り立つ物なので、これを毎回人数分、十分な量を安定して確保する事が前提です。
船釣りが初の人にも、電動リールを使ったことが無い人にも小あじを釣ってもらわないといけません。
中には魚を触るのが苦手という人も居るでしょう
もちろんアジが釣れず疑似餌や付け餌でしゃくっても釣れますが、
「アジを泳がせているワクワクを楽しみたい」
というのが泳がせ釣りファンにはあるみたいです。
小アジは大物と違い、比較的釣り易い魚ではあります。
港からでも釣れますし、浅い場所でも撒きえさをしたら入れ食いです
ただ、いつでもどこでも必ず大量に釣れるという訳ではないです。
活性が高い時期に釣るのは誰でも簡単にできますが、いつも50匹100匹を釣るとなると難易度が飛躍的に跳ね上がります
こんな理由から泳がせ釣りをする船は、この辺りでは多数派では無いのではないかと思いました。
それか、ルアー釣りの方が一般的に人気になってきているのか。
タイラバ、インチク、ジグ
と底物を狙える疑似餌はありますが、泳がせ釣りはとにかく楽でシンプル。
鉛、針、糸
アジ
これだけで気軽に楽しめるというのも、醍醐味の一つなのかと思います
色々技術もありますが、基本落として待つだけで釣れる。
わかり易さと簡単さが強いです。
道具も自分で作ればめちゃくちゃ安いです。
「あれ用意したりコレ用意したり、ロッドやリールやPEの太さとかもその都度そろえるとなると大変。消耗品のルアーも高いし」
というお客さんの意見もよく聞きます。
自分の船は、初心者の方でも楽しんでもらえるように基本はシンプルで簡単な釣りを追及していけたらと思います。
そんな中で問題になってきたのが
小あじ釣りの道具
「船長!どんな小あじ確保道具もってきたらいいの?」
と聞かれ、お店に売ってる餌確保用の小あじ釣り道具でいいよー
いざ落としてみると全然釣れない
自分が落としてみるとコンスタントに5匹8匹と釣れてすぐに溜まるけど、つれない人はとことん釣れない
0匹、1匹、0匹とかそんな
秘伝のアクションとか、そんなんは無いです
ただ落とすだけで結果が違う。
道具の差でしょう
お客さんに自分の道具を使ってもらったら、同じくらい釣れる
自分の使っている道具は、
ハリス4号
錘60号~100号
針~かわせみ針のちぬ1~3号(針のみで食ってきます。毛はいりません)
針間隔は30~34cm(カケワクの1巻)
針数~15~20個
撒き餌はなしです。
あってもなくても変わりませんでした。
水深が浅く、餌を使った場合などはまた違ってくると思います。
自分は餌確保に漁礁、沈船を使っていて、水深の浅い場所で釣りをした事がないので比較はできませんが。
30~40m程度のこんな反応の場合には強さを発揮します
朝マズメではアジが10mは湧き上がるので、一度底をとった水深から3~4mを下限に攻めます。
底まで落とすと引っかかって鉛が何個あっても足りなくなります。
針の多さで餌の群れを演出して、小あじに食い気を立たせているのではないかと思います。
なぜこの針か?というと、安いし数入っているし、2回は使えるし、アジのかかりがいいからです。
全長も長いし針も多いしで、初心者向けではないですが上手に扱える場合は非常に食いがいいと思います。
道具でそこまで差がでるかな?
という位、お客さん4人よりも自分1人の方が釣るという日が連日続いたのでこの道具を公開してみました。
餌も無しに針だけで食ってくる事に驚く人が多いですが、アジ、サバ、イサキ、鰯なんかは針だけで釣れる魚です。
しっかり魚の反応に当てていればの話ですが。
吐き出す餌が針みたいに小さいシラスの子供みたいな物が多いからでしょうね。
プランクトンみたいな。
海の中に針なんて無いですし、特に警戒せず食ってくるんだと思います。
比較的大きな個体を釣りたいから、毛、疑似餌、針を大きくしたりする事もありますが、大事なのは群れの種類と棚です。
去年の6月に釣ったイサキも
夜中に火を焚いて釣ったアジも
針だけです。
昼イサキで大きなのを食わせたかったら上層で
夜アジで大きなのを食わせたかったらべた底で
魚と釣り方によって攻め方も換わります。
魚がちゃんと居て、食い気があって、棚があってりゃ食ってきます。
落とせばなんでも食ってくるだろ
と思っていた小あじ確保でしたが、本日まで泳がせ釣りをしてきて仕掛けの針の数と全長の長さの違いでここまで釣果が変わる物か。
と驚いたのでいい勉強になりました。
浅い場所で釣れるポイントを探せればよいですが、凪でそんな日が非常に少ないのでまだできていない状況です。
港では今年はまったく釣れていませんが、入ってきたら出発前に光を焚いて釣っちゃろうと思います
数居たら、餌を撒いたら網ですくえますしね。
6月のイカの時期になれば、イカ釣りの時に小あじの確保は山ほどできるので簡単です。
この水温が低い時期が難しいですね。
まだまだ改善の余地はたくさんありそうです。
夜はブリの照り焼きと、イノシシ汁
ブリの照り焼きとか定番料理でしたが初の試みでした
脂がすごいのっていて、1匹全部お刺し身では飽きるので初挑戦でしたが最高に美味しかった
お魚がある食卓って、やっぱり好き
妻と二人でも5~6kg前後のハマチを食べきるのに必死でした。
いっぱい釣るのもいいけど、食べきれる量を美味しく食べてあげるのも大事ですね。
そろそろクエとか泳がせ釣りで釣れてくれないかな
今年はまだ水が冷たいから難しいかな
2021年9月~12月の落とし込み釣りの遊漁予約が入ってきたので、予約受付開始致します!
よろしくおねがいします!
6月の予約も開始します!
昼はアジの泳がせ釣りとイサキの五目釣り
夜は港の前でアンカー打って、イカと大アジとタイを狙う釣りをする予定です。
その他の月は4月上旬から予約受付開始予定です。
その時には事前にブログにて発表したいと思います
4月以降の新規ご予約は微妙に料金が変わりますのでご確認下さい。 。
自分が使っている竿です。
落とし込み釣り、電動ジグ、アジ、イサキ釣り、イカメタル、イカスッテ釣り、チカメ、泳がせ釣りと何でも使えます。
泳がせ釣りやアジ釣りでもうすこし柔らかさが欲しかったら、クッションゴムでもつければOKです。
長い竿は手返しが遅くなります。
無駄にあれこれ買う必要ありません。
※ネットショップは時期によって5000円程値段が上下します
PEは安いこの6号を200mでも巻いておけば年中何にでも使えます。
4号だと落とし込み釣りの仕掛けが16号とかの場合根がかりした時高切れしたりします。
船に設置している竿受けはこちらです
泳がせ釣りに時にはタコサビキを用意しておくと青物沸いたら釣れます。
(使わないかもしれませんし、船にも用意しております)
16号の枝、14号の幹にタコベイトを5本程度つけておきます。
このブログにのせている写真を撮っているカメラです。
雑に使っても、海の中をとっても今の所壊れていません。
アウトドアにいいです
詳しくは予約カレンダーにて!
すみません品切れです!
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