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この日は前日にイカがあったのでお昼から潜りに

 

潜り漁ってすごいもんで、初年度は3~4mの水深で限界でした

 

ですが今はちょこっと体をならしただけで去年の限界水深までいけるという。

木の年輪みたいな技術の向上が見られる漁だなと思いました。

 

 

「潜り漁は絶対に無理するなよ。年々上達するから。鼓膜がやぶけたらもう潜りは無理になる」

 

と何度も何度も聞いていたので、その通りに適度に頑張っていて良かった。

 

 

その通り年々深い場所を攻められるようになると、それに比例するように水揚げも上がるのでコツコツ頑張れる仕事

 

俺も20年後とかには、魚みたいな泳ぎができるようになっているのかなー

 

 

 

そしてショップの配送方法の模索

 

 

冷凍便の場合はスチロールよりこっちの方がかさばらないし経費がかからないのでその分200円程度安くできるなーとか

 

スチロールが部屋の中パンパンになってしまってその問題解決やら

 

 

何でもゼロからのスタートは物凄いエネルギーが必要

 

 

 

 

そして夜のイカ釣りーーー!

 

この日は市場のセリが無いので、冷凍ストック用のイカ作成!

 

 

反応も上々

 

 

さー

 

 

イカ来るかな?

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

妻「きたきたきたー!」

 

 

おおおー

 

 

釣れる釣れる!

 

 

とりあえず3イケバ活用にセット

 

 

7本の道具セットでイカをあげまくる

 

 

トモ側では舵に巻きつけて仕掛けをセット

 

一箇所で多くの道具をアクションつけられた方が効率よくイカを釣れます

 

 

妻「パパーアジの塩焼きたべたい」

 

「おー反応いいしアジ道具いれてみ。イカ竿1本どけとけ」

 

 

 

 

……。

 

 

妻「きたーー」

 

 

妻「ママの食料」笑

 

「なんやその帽子ウルトラマンみたいだな」

 

妻「えっださい?」

 

「いや、かわいいよ」

 

 

 

最初は針も結べない、船の上で歩けない、魚は触れない

 

そんな妻でしたが、今ではバシバシイカも手際よくあげ

 

 

もつれささずに仕掛けも投入でき

 

 

 

妻「パパー鯛にまた食われてる!鯛居るよ!多分」

 

 

こんな報告までしてくれる立派な漁師に

 

 

 

「仕返しは俺に任せろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妻 俺「でけーーー!」

 

 

「マジでおったな」(笑

 

 

 

と立て続けに特大の鯛を2枚ゲット

 

 

鯛とイカを一緒に入れるとイカが全死するのでイケスを分けます

 

 

イカにとって鯛は天敵中の天敵

 

 

ストレスで死にます

 

 

 

どなどなどーなー

 

どーなー

 

 

 

妻の食いたがっていた結構いいアジも20程釣れる

 

「このアジでかいし4000円~5000円はするんじゃね。高いアイスとアジの塩焼きどっちがいい?」

 

妻「……。アイス」

 

 

との事でアイスで妻のアジを釣る夫でした。

 

 

0時を回る頃に妻が疲れていたので休めさせる。

 

よく頑張った妻よ

 

後は俺にまかせろ!

 

 

うおおおおお

 

 

 

結果この日もイカ300程度(15~16箱程度の量)

 

 

午前1時過ぎまでやって、帰宅してからは冷凍しまくる

 

冷凍庫に入りきらない量になりそうなので早上がり。

セリがあったらもっと頑張ったのだが、なかなか思い通りにいかないもんだ。

 

 

冷凍できない分は箱詰めで漁協の冷蔵庫に入れて翌日出荷へ

ちょっと安くなるけど、ちゃんと値段がつきます。さすがイカ

 

 

すべてが終わる頃には空があかるくなってきている…

 

 

イカの鮮度を保つ為に船で活かしながらの冷凍と早朝にワタワタ

 

 

つかれたあああ

 

 

アワビもサザエも鯛もイカもアジも釣れた1日でした

 

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