3/22

 

朝5時半に起きて前日夜23時で完成した製品化した板ウニを出荷

 

 

競りを見て市場の人と話して勉強

他の人の商品を見たり、値段を見たりして自分ができる漁の可能性を常に模索する事は大切かと思います。

 

 

うん

 

コロナの影響があるとはいえ、やはりこの辺りは観光客がかなり多いのかウニの値段がすこぶる良い

 

この3連休頑張って本当によかった。

 

この日迄の出荷で連休が終わりなのでやっと一息

 

 

競りから帰宅して大船に行って、手入れできていなかった大船の掃除と使わない道具の引き上げと手入れ

 

 

 

そしてカラッカラになって湿気から逃がしていたワカメの処理

 

真水をつけてしまったので、葉先の色が少し落ちてしまった所を除いてみると

 

 

 

結構いいじゃん

 

食ってみても、味もうまい

 

 

 

ちゃんと売るのなら、しっかり滅菌海水で洗った物で天日干ししたものにしようと方向性は決まったものの

 

捨てる程悪い品質でもないので商品化の練習

 

 

とりあえずダメな所を除去して

 

 

小さくカットしてく

 

 

ダンボールがパンパンになってく

 

 

真空機を使って脱気をしてみる。

 

右から13秒

10秒

7秒

8秒

 

と吸引する時間によって真空具合が全然違う

 

別に鮮度がどうだって商品じゃないので一番見た目がいい7~8秒に

 

 

80g入れていたらやりにくすぎたので、65gに変更

 

パックするだけでも一苦労だ

 

 

ちょうどのタイミングで妻がおきて来たので手伝ってもらう

 

 

12袋完成

 

 

真水に漬けなければ捨てる事はなかった物を含めると多分15袋程できたのかな?

 

約40kg程のワカメを干して15袋

 

1日120kgが確保できる場所、妻と俺で干したり手入れできる限界かなと


 

原価が約8000円なので、干す手間と時間を考えて13000円程度で売れればと思うと1袋あたり866円

 

送料込みで950円位と考える。

それ以下にしてしまうと、他の仕事をしていた方が率がいい。

 

 

 

45袋ネットでコツコツ売って38000円程度の儲け

干さない生の場合は未処理ですぐ売れて24000円

 

 

今年は約1,2トンのワカメを獲ったので、38万程度

 

うん。

 

ワカメを取り入れるのも悪くないけど、ウニ漁の方がまだお金になるのでウニの数が少なくなるか人を雇って水産会社みたく加工場を設置して1日せめて100袋の作成はしたいところ。

 

 

今はそこまでワカメが多い地域ではないので、そうなるとワカメを他港から買って集めて加工して売る。

というのも必要になってくる。

 

 

今卸している業者さんと一緒やん!

最近はワカメが海に少なく天然物は確保が難しいみたいです。

 

 

楽天とか見てみると、三陸ワカメがまさにそんな感じやん!

 

 

やっぱりか!

 

考える事一緒か

 

 


 

そもそも、今現段階で機材もノウハウも顧客も持っている業者さん達の中に【乾燥ワカメ】という既存の品で俺が入っていって勝てる確立は恐ろしく低い。

 

それならば漁業権という強さを利用して海の環境を整えるか、ワカメの苗を採取して他所に自分で放流して純粋に生ワカメの水揚げを上げる方向の努力の方が今後に繋がる可能性が高い気がする。

 

岩が少なくワカメが生えない砂の場所に岩を移植して藻場の拡大を図ってみたり。

 

 

何をするにしても、根底に【毎年多くの生ワカメが生える土壌ができている】というのは圧倒的に強い。

 

 

それさえしっかりしていたら、どうにでもやりようがありますね。

 

第一次産業が重要視される理由がわかった気がする。

 

 

今回の挑戦と考察で乾燥ワカメの仕事というのはこういったものなのかと、経験する事ができたのでいい勉強になった。

 

 

「パパーはらへった」

 

「何くいたい?」

 

「たまごサンド!」

 

「またか!」

 

 

ワカメが終わってから、ささっとちょっと遅めの朝ごはん

 

黄身を潰した時に、ちょこっと水を加えてからマヨを入れると舌触りが滑らかになっておいしいよ!

 

 

 

「うんめえええ」

 

 

 

その後横になったら、あまりの疲れにお昼寝

 

ウニ仕事をしようと思ったけど、今日はしっかり休んで明日からまたウニ頑張ろう。