休みの日は目が覚めたらビール
酔っ払って昼寝して、起きたらワイン!
仕事の日は帰宅してからなにより先にビールをプシュ!
そんな生活を続けておりましたが、今年の4月6日を境に一切お酒を飲まなくなってしまいました。
それから今日に至るまで、一滴もお酒を飲んでいません。
これまでに一ヶ月以上禁酒できた事は無かったのですが、一体どうやって今まで禁酒してきたかと言いますと
この4月の時期に行っていた漁に関係があるんですね。
その漁はというと
ウニ漁
そう。
このブログを前から読んでくださっている方なら知っていると思いますが、あの頃は朝の7時頃から夜24時頃まで毎日休み無く仕事という鬼スケジュールでした。
「毎日ウニを出荷してやろう」
と目標に掲げたものの、時化の日が何日もはさむ場合、その他用事がある場合。
そんなやる必要もなかったけど、なんかここでやらなかったら自分に負けた気がして絶対に引きたくなかった。
とてもじゃないけど酔ってふらふらしている時間なんてありませんでした。
それに妻と一緒に仕事をしているのに、自分が酔っ払ったままじゃ示しがつきません。
自分は夜の仕事をしていた時のストレスから依存的にお酒を飲むようになりました。
一度お酒に依存してしまうと、断酒した際の禁断症状みたいなものがとてつもないです。
それにお酒はどこにでも売っていますし、お酒の席も多々あります。
漁師が集まればほぼ必ず最初にビールが空きます。
お酒もよく貰いますし、いつも目の前にお酒がある中で飲まないという選択をし続けなければなりません。
煙草も長い事吸っていた事もありますが、禁煙に成功しています。
煙草の禁断症状は最初の一週間が地獄で、あとは一ヵ月後突然ぶり返す欲求
それを過ぎればあの鬼畜とも言える禁断症状が和らぎ1年程で無くなるので勝負は早いです。
お酒を半年禁酒してみて思ったのが、酒というのは一度依存してしまうと深く体に根をはるという事
半年たって一切体からアルコールが無くなった今でさえ、たまに飲みたいなと軽く思ってしまうほど。
べつに辞めなくても…
と言われますが、毎年やろうと決意したウニ漁のたびに禁酒していたのでしたら自分が辛いだけです。
それに自分のやりたい事を、アルコールなんかに邪魔されないといけないのかと思うと腹立ってきますしね。
多分死ぬまでこの酒欲との戦いは続くと思いますが、自分が行った禁酒法として
①自分が達成したい事を探す
②それを体力、時間、限界ギリギリまで詰め込み追い込む
個人差はありますが、自己実現欲ってかなり強いものです。
それを逆に利用してお酒の強烈な禁断症状が出る1~2ヶ月を乗り切り後は意志の力で継続する。
というやり方も案外ありかなと思います。
酒がないと楽しみがない!なんて言いますが、そんな事ないです。
むしろ飲む事が義務みたくなって、酔っている時間も空くので自然と他に色々やって時間つぶして楽しむようになります。
それにかなりお金が余るので貯金のペースが上がります。
以前は月15000円~2万円程お酒
それに付随するおつまみや雑費、購入する為につかうガソリンなどを入れると月3万円程お酒関連でかかっていました。
コンビニに酒買いにいったら、無駄にお菓子やらアイスやら買っちゃうんですよね。
居酒屋さんとかに行く人はもっとかかりますね。
そう考えると年間36万円程浮きます。
年36万程度じゃ人生を激変させるような金額ではありませんが、何かを変わるきっかけになるもんです。
楽な方へと坂道を転がるような人生の中で、なんとなく形が決まってしまった自分の人生も今1度変わった角度が5年後10年後には人生を180度変えるきっかけになるかもしれない
そう考えると今の小さな努力も必死に頑張ろうと思える
