YYカレッジが終わってからは、適当に店に入って飯を食ってホテルへ
寝不足と疲れが半端じゃなくて即寝
翌朝は9時のフライトで福岡へ帰るので6時起き
空が狭い
人の多さと、空気の臭さというか息苦しさで滅入ってしまった
改めて自分は田舎民になったのだなと実感
福岡に到着してからは博多ラーメンを食って
妻が
「パンケーキ!パンケーキ!」
と
ぐずるのでふわふわパンケーキのお店へ
奥さんもニッコリ
空港から家まで3時間も車でかかるので妻と途中で運転交代をして車の中で爆睡
帰宅したのが16時頃だったのでウニ割りは諦めて、5月31日まで怒涛のウニ漁でできなかった仕事の消化
やーーー
海を見ると元気が湧き出てくる
銀座では元気を吸い取られ、意気消沈していたのが嘘のようだ
ピンピン動くぜ!
まずは車のエンジンオイル交換!
だばだばー
ここから入れる
クーラントとウォッシャー液も減っていたので補充
次はエレメントも交換しないと
そして網小屋の修理
以前の大風で天井として使っていた布が竹をへし折った
港に適当にぶんなげて置いている竹を使用して修理
こんな物に金をかけてられないので、落ちている木
その辺に生えている竹
海から流れ着いた廃材、ロープ、網を駆使して補強
こんなのでも立派に使えるもんです。
海のゴミも減るので一石二鳥
生かしているウニのチェック
海水温が上がってきている今の時期は毎日チェックして死んだウニを除去しないとこうなる
コンテナの半分は死んでいる
傷ついたり弱ったウニが死んで腐って、それが周りのウニを殺して連鎖的に死ぬ
これからの時期はこんなのが魚でもウニでも貝でもあります
農業で来られていた才木さんご夫妻も、今のトマトの時期は1日でも家を開けたくないのでお互いが交代交代で帰宅という感じ。
第一次産業は生き物相手の仕事なのでこちらの都合では動けない事が多いですね。
全16コンテナのウニをチェックして死んでいる、弱っているウニを除去
幸いダメになっていたのは1コンテナだけだったのでよかった。
サザエがウニのイケスにくっついてきたので、明日の晩のお刺し身に
ちょっと船のエンジンを回す為に海へ
いい引き潮&魚の反応が!
引き潮側の瀬で道具を入れたらすぐに
ヒラマサとハマチをゲッツ!
よっしゃー!!おもしれーーー!
たった数十分だったので2匹も釣れたのが奇跡や
ウニばっかりで魚を食いたかったのでやったぜ
早速魚の調理!
わーいわーいと妻も大喜び
魚臭さが落ち着く
久しぶりに魚の内臓を茹でてポン酢につけて食べたら感動する程
妻と二人でため息が出るほど美味い美味いと一瞬で食い尽くした
ヒラの脂がポン酢の上にめちゃめちゃ浮いてた。
明日はヒラマサとハマチ、サザエとウニのお寿司だー!
銀座で目が飛び出る程の値段の食べ物がその辺にある田舎
銀座の様にハイブランドのお店は無いけど
空気も綺麗で空も広くて
夜も暗くて、人も少なくて静か
明日何しようかなーってワクワクする
東京にYYカレッジの講師として呼ばれて、田舎生活の良さをアピールする事ができたかどうかはわからないけど
自分が今住んでいる田舎はやっぱり最高で楽しくて、この山と海がある場所が本当に落ち着くという事が心から実感できた。
口で言って伝わる良さなんて10分の1も無い気がする。
わやくちゃ人が居て、少し歩けば何でも手に入れられる
電車もバスもちょっと待てばすぐにでも来る
確かに最高の便利が都会にはあるかもしれないけど
便利が幸せを呼んでくれる訳じゃないし、不便が不幸せを呼ぶ訳でもないです。
東京にはうちの村の何万倍もの人が居るけど、自分は東京に居る頃よりうちの村に来てからの方が友達が増えました。
挨拶や世間話だって、この村に来てからの方が何倍も増えました。
何かあったとき助けてくれる人も何倍も増えました。
人が多いからって必ずしも本当の意味の人脈が増える訳でもないです。
都会に出ればチャンスがある
都会に出れば何かが変わる
都会に出れば成功をつかめる
そんな願望はあるのかもしれないですが、すべての人間が究極の便利を追求した都会という環境の中で幸せになれるかと言ったらそうじゃないきがします。
一度は行って生活してみるのも良いと思いますが、自分の探している物が必ずしも都会にあるとは限らないです
俺の様にこんなド田舎に自分の本当に探している物があるかもしれんです。
「あ、こっちのがめちゃめちゃ面白いじゃん!」
ってなる事も。
俺の妻みたいに漁師生活にドはまりする女性も居るかもしれんです。
都会の様に目に見える、わかりやすい良さという物は田舎には少ないですが
目に見えない良さが田舎にはいっぱいあります。
見える良さは心に響かないけど、見えない物って心に響きます
感動や幸せってそんなもんじゃないですかね。
明日は海で何して遊ぼうかなー