MOZ636SBGのスタンダードモデルについて。 | Takamitechnos Blog

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タカミテクノス代表タカミと申します。
企画開発テスト釣行、製作日誌。

こんにちは

先日からブログの投稿を連続で行っております。

前回の記事はこちら

前々回の記事はこちら

 

どちらの記事もMOZ636SBGの内容となっております。

 

本日は、MOZ636SBGスタンダードモデルについて。

今月から、お取扱店様でもMOZ636SBGスタンダードモデルの受注を頂ける様になりました。

あまり材料が十分に確保できておりませんので、

受注が集中しすぎますと、材料入荷待ちとなりますが、ご了承のほどお願いいたします。

 

 

 

 

上記の動画のように、ティップは柔らかく、バットパワーはPE4号でも、

ロッドを垂直に近い角度まで立てられる仕様となっております。

ですが、かなりの負荷ですので限界付近ではありますので、

長年使用してこの負荷に耐え続けることはないと思います。

初期強度は十分耐えられます。

 

ブランクに傷や、衝撃のダメージが蓄積しますと、

ここまでの負荷は絶えないものと安全の為、お考え下さい。

 

スタンダードモデルは、背高オールシングルフットガイドセッティングです。

ガイド系は6番ですので、口径は大きいです。

 

スタンダードモデルは、メインでPEライン3号までで、時折4号も使用する方様に向いています。

 

10月11日に販売開始の、初回セミオーダーカスタムモデルは、

大型ターゲット向けのオールダブルフットセッティングでして、

PE4~6号向けの仕様となっております。

 

PE5~6号で、ライン強度なりのドラグ圧では、

上記の動画のように垂直に立てることは出来ませんが、

使用可能となっております。

 

 

オールシングルフットと、オールダブルフットの違いは、

強度ですが、その強度といいますのは、

弊社のガイド取り付け方法は、特殊でして強度が高い為、

通常の釣り動作ではPE6号でもオールシングルフットで大丈夫なんです。

 

なぜダブルフットが必要かといいますと、

通常の釣り動作以外の出来事(事故)に対しての強度を増すためにダブルフットにします。

事故といえば、

大型ターゲットとの高負荷や長時間ファイトでアングラーが疲れたり耐えられなくなりしますと、

ロッドを船べりなどに押し付けられてしまった場合、シングルフットですと潰れてしまいます。

 

シングルフットでも十分な強度を出せるタカミテクノスとしましては、

主に物理的にぶつけたり押し付けに対する強度を確保する為のダブルフットです。

 

その心配がない方は、シングルフットでも良いですが、

リール付近でPE4号クラス以上が切れた衝撃で、

シングルフットですとペチャンコに潰れてしまったりします。

これはダブルフットでも起こりうることですが、シングルはそのあたりの強度が弱いです。

 

GTやマグロやヒラマサのように、瞬間的なダッシュ力のあるターゲットの場合、

ガイドの摩擦熱がダブルフットですと熱伝導経路が多いため

シングルフットよりも良いと考えたりもします。

程度や状況によっては、瞬間的な摩擦熱は経路が多くても意味がなかったりもしますが、

無いよりマシ程度の認識でお願いいたします。

 

こういった認識で、ガイドセッティングをお選びいただけると良いかと思います。

 

 

 

最後に、

お問い合わせでMOZ636SBGのスピニングモデルをご希望の方様が数名居られます。

ヒラマサがターゲットになってきますと、スピニングの選択肢も多いと思います。

 

スピニングモデルを製作し、

弊社オンラインショップへ入荷させたいと思います。

グリップの仕様をMOZスタンダードモデルとは別のデザインに変えて、

10本ほど作ってみようと思います。

あまりたくさん作れませんので、弊社オンラインショップのみでの販売とします。

 

パーツの入手と強度を確かめる期間が必要ですので、

時期は未定です。

また当ブログにてお伝えいたします。

 

 

 

 

宜しくお願いいたします。上原