Takamitechnos Blog

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タカミテクノス代表タカミと申します。
企画開発テスト釣行、製作日誌。

こんにちは、

本日はお問い合わせのまとめをさせて頂きたいと思います。

沢山のお問い合わせ、ありがとうございます。

僕自身の業務がお客様からのお電話の対応とメール返信の割合が多くなってきまして、

大変嬉しい事ですが生産に関わる時間が少なくなる為、本記事にて大まかにご案内させて頂きたいと思います。

 

 

Q 「どのモデルが良いですか?」という内容に関しまして。

 

A この内容は極普通のお問い合わせに思えますが、真剣に悩みます。

色々な経験をしてきますと、言い切れない部分が多すぎるので、

非常に難しい問題ですが、お客様のイメージに合ったモデルの紹介を出来る限りお伝えしたいと考えてます。

HPのスペック表に書いてある内容では大雑把なので、

「水深、ターゲット、ラインシステム、ジグウエイト、船はドテラか立てるか、 

ジャークテンポ、狙いのジグアクション」など、

お伝え頂けますと経験踏まえまして一般的なモデルをお伝えさせて頂きます。

決して、「僕(タカミ)が使うなら」という内容ではありません。

僕ならお伝えさせて頂いたモデルより1~2番手柔らかいモデルを使います。

 

例えばMOZ623LMとお伝えしましても、統計的な感覚で一般的と思えるモデルをお伝えさせて頂きますので、

柔らかいロッドがお好みの方様の場合は622LMの方が良かったり、

624LMが良かったりと、好みの差で±1番手とお考えいただければと思います。

 

 

 

Q「ブランクのササクレ」に関しまして。

 

A MOZをリリースさせて頂いてから、5年目になり販売本数もMOZだけで6000本を超えています。

ササクレが起きている割合は0.3%前後と少ないですが、月に1件は発生しております。

補修が可能な状態がほとんどです。

 

補修代金は送料4,000円と、ササクレが悪化しにくくする補修と部分塗装で代金10,000円(税抜)です。

修理依頼書に内容と補修希望箇所を記載の上、

佐川着払いで弊社にお送りいただけましたら、通常10営業日内に補修完了しお手元にお届け可能です。

 

補修をしましても、その後別の部分がササクレてくる事が考えられますので、

一度は無理な負荷が掛かったロッドとして、お考え頂きたく思います。

ササクレはチューブラーであれば折れてしまっている状態です。

フルソリッドブランクなので、補修をして再度ご使用頂けますが、

耐久度が瞬間的または疲労のどちらかで部分的に限界に達する経験をしたブランクですので、

別の箇所にササクレ再発の可能性がございます。

 

 

Q「ジグウエイトのスペック表記が幅広く、わかりにくい」に関しまして。

 

A ジグウエイト表記は、スローテンポなジャークとハイテンポなジャークで

使用可能なジグウエイト範囲を記載しておりますので、幅広くなっております。

ジグウエイトの使用範囲の考え方について書かせて頂いた記事

↑をご参考頂けますと、イメージがしやすくなると思いますので、

疑問をお持ちの方様は、ご一読お願い致します。

 

 

 

 

Q「ノット抜け、使用可能なラインシステムの範囲」に関しまして

 

A  MOZ620LMとMOZ620LightZEROのスタンダードモデルガイドセッティングは、

現在、4.5番を採用しております。

今後、パワーのあるブランクほど大きめのガイドセッティングにスタンダードモデルを変更していく予定です。

現在はセミオーダーにてガイドサイズを選択可能です。

 

フルソリッドですので、カーボンは縦繊維100%のブランクです。

横方向のヨジレが大きすぎる為、可能な限り背の低い小さなガイドを使用する方が良いです。

パワー(太さ)のあるブランクセクションでは多少背の高いガイドを使用しても影響は少ないですが、

悪い方向になりますので、可能な限り小さいガイドを使った方がスペックは良いロッドになります。

 

ノット抜けに関しましては、ノットの方法やリーダーの端処理で大きく変わります。

僕はFGノットで端処理を丁寧に抑え込む結び方をしますので、

スタンダードモデルの4.5番でも80lbまで使いますが、問題なくストレスを感じません。

お客様の得意で慣れている方法が安心できるので、安定しているノットが良いと思いますが、

ノット抜けに関しましては、ノットの状態に関係します。

 

 

以上、お問い合わせのまとめでした。

 

 

 

 

続きまして、MOZの扱い方に関して。

 

MOZは耐久性のあるロッドのイメージが定着しておりますが、

フルソリッドブランクという事は、穂先もソリッドです。

 

穂先がソリッドのロッドは、丁寧に扱わなければならないという事なので、

MOZも例外では御座いません。

なぜ穂先がソリッドだと丁寧に扱わないといけないのか?

細いからです。

ソリッドは細くなると極端に弱くなります。

ですので穂先部分はチューブラーよりもデリケートです。

 

ではどういった事に関して、丁寧に扱わないといけないかが問題です。

魚の抜き上げに関して注意して頂きたく思います。

 

ファイト面ではバットに負荷が掛かる為、ブランクの太い部分に負荷が掛かります。

ですので、強度がある部分ですので安心して派手なファイトで曲げて頂けます。

 

意外と、太刀魚の抜き上げが危険です。

重量は軽く、体長が長い為立てて穂先付近に負荷が集中します。

 

MOZの特にLightZEROシリーズは、穂先に集中して負荷の掛かる扱いにご注意をお願い致します。

トラブルなく永くご愛用頂ければと思います。

 

 

先日、facebookにて公開させて頂いた投稿を話題にして頂けましたので、

少し詳しく書かせて頂ければと思います。

 

タカミ個人のページでしたので、見にくい方様も居られるかと思いますが、下記にURLにて。

2019年11月21日に投稿しました。動画付き。

 

DSC_0027.JPG

 

 

MOZを超えるMOZの開発プロジェクトにて。

 

「現行MOZのままで、変化ではなく進化・改善」をテーマに。

使用感を変えることなく改善し、より扱いやすく高耐久に。

 

モデルチェンジはまだまだ先というより、現在予定している訳ではございません。

現行のMOZの完成度を維持したまま進化や改善は簡単ではありません。

しかし、取り組んでおります。

全てにおいて問題なく進化と改善が成功した時点で検討したいと思いますが、

まだその気配はありません。工夫と新技術により可能性が少し出てきたという段階です。

 

縦繊維100%だからササクレるので、最外周に微量の横繊維追加でササクレを抑制。

ヨジレに対しても少し改善。

この効果があれば良いと思います。

検証続けたいと思います。

毎日、試作ブランクの疲労テスト続けます。

 

この技術であれば、現行MOZに追加のカスタムで対応可能ですが、

お客様にコストを納得頂ける効果があるか検証中ですので、

長期間検証し効果を確認していきたいと思います。

 

 

本日の記事はこのあたりで終わりにしたいと思います。

長い文章でしたが、最後までご観覧頂きましてありがとうございました。

今日のポイントは、

MOZのフルソリッドブランクは穂先ももちろんソリッドなので、

穂先付近はデリケートです。抜き上げ注意でお願い致します。

 

安全な魚の抜き上げ方は無いですが、

比較的安全な方法はリーダーを掴んで抜き上げる。

ロッドで抜き上げる場合は、エンドグリップが一番高い位置にありリールが下になる条件です。

つまりバンザイしたような状態で魚を持ち上げて、人間が後ろに上がって船に魚を上げる。

エンドグリップが下でリールが上にある条件はロッドに予期せぬ負担が掛かるので、事故が起きやすいです。

 

大きい重い魚はロッドが曲がるので、この方法では抜き上げられませんので、

その場合はタモでランディングをお願いしたいです。

他にも抜き上げ方はありますが、事故の可能性があるので非推奨です。

 

 

ではまたにひひ