先週母が亡くなった


数年前から高齢者施設に入居してて
明るい笑顔が絶えない人だったので

母をお世話くださるすべての方が
一緒にいて楽しいと言ってくださり

かなりの高齢で車イスではあったけど
比較的元気で直前まで食事もとれていた

母は過去に何度か大病を患いながらも
持ち前の「元気になる」という根性で
病に打ち勝ってきた人だった

そんな母があっけなく逝ってしまった

おそらく数年前に亡くなった
父に会いたくなったんだと思う


母と父は元々近所に住んでいて知り合い
結婚した

母は自営業だった父と一緒に
24時間365日ほぼ一緒にいた

夫婦で24時間は一緒にいられない
って言うご夫婦もいるけど

私の両親は一緒にいることが
自然だったんだと思う

私の今の夫もそういう人
自分が自分でいられる人

出会うまでに時間がかかっちゃったけど

そして母は孫にとても大切なことを
最後に残してくれた

ご家族を呼んでくださいと
病院で言われたときに

小学生は入れないと言われたけど
先生が特別に小6の長男は
許可してくれたのね

でも長男を迎えに行くと私が
母の最後に間に合わないかもって
言われたんだけど

私の直感が「大丈夫」と言っていたから
私は長男を迎えに行ったの


母は長男を待っててくれた
そして長男はほんの数分
母と過ごせたのね

その数分で母は孫に

生きるということと
時間には限りがあるということを

教えてくれた

私もそのとき
それを深く心に刻んだの

そして最後に
母に言った

たくさんの愛をありがとう