強く、優しく。
こんにちは。
『いつまた、君と ~何日君再来~』を鑑賞してきました。
野際陽子さんが最後に出演された作品、ということもあって劇場で観てきました。
向井理さんの祖母の手記を元に、向井さん自身が企画し制作された作品。
終戦後の混乱の中、激動の時代を
懸命に生き抜いた一組の夫婦の50年を描いている。
何をやってもうまくいかず、一難去ってはまた一難の繰り返し。
何度も悔しい想いをしてきた五郎を演じたのは向井理さん。
そんな五郎を、いつも明るく笑顔で支え続けた朋子役を尾野真千子さんが演じている。
とても貧しく、生きるということは本当に難しく大変だったあの時代に
それでも誠実に生きた五郎と
弱音や愚痴を言わずに、常に笑顔で家族を支えた朋子の強さ。
夫婦とは、きっとこうであるべきなんだろうな。
貧しくても、心がとても豊かな方が幸せなんじゃないだろうか。
純粋に、相手を想ったり尊重したり、信じることって
愛情が豊かでないとできないこと。
親から子へ、子から孫へ未来までちゃんと繋がって受け継がれていく愛情。
こういう形であの頃生きた人たちの話を知れることはとても嬉しい。
沢山の知恵や心の豊かさに触れることが出来る。
これからももっと知っていきたいです。
素晴らしいキャストに魅せられ、とても感動致しました。
深川監督の作品はとても優しさに包まれてる。
後世に残っていく素晴らしい作品に携わっていけたら凄く幸せだろうな
では。