『ただ、君を愛してる』

今日は

『ただ、君を愛してる』

を観ました。

突然姿を消した静流（宮崎あおいさん）を追い掛けてNYに行く誠人（玉木宏さん）。


６年前、少し変り者の静流と純真無垢で鈍感な誠人が出会い、
静流は誠人に恋をするが、誠人はみゆき（黒木メイサさん）に想いを寄せている…

という、
主人公２人の感情を追ったラブストーリーなんですが…


特に何か事件が起きたりするわけじゃないのに

抑揚がしっかりあって、すごく物語の中に引き込まれてしまいました。


立ち入り禁止という看板がかかった先には眩しいほどの美しい森があって、


そこは二人だけの秘密の場所…


野鳥を誘き寄せるために、枝に静流がいつも食べているドーナツリングを置いている所や


森でのキスのシーンは

とてもキュンとしました。

キスをする前に静流がメガネを外すところや、

静流が『キスしたことある？』
と質問した時に
『五回はある』
と言っていたのに、

いざ、森でキスをする時に

途中少し止まって顔を傾けたりするところは

あっ、経験ないな…゛かわいいなぁ゛
と思っちゃうほど。



見た目はオリジナリティだけど、内面は自分の気持ちに正直で真っすぐで

好きな人にも素直に表現する静流はとても魅力的です。

好きな人が好きな人を好きになろうとしている姿や

"自分のこれから"
のことより、自分の外見も全て成長させて、いい女になって誠人に見てもらいたいという姿勢が
とても健気で、すごくリアリティーがあってすごいなぁと思いました。


演技力とかももちろんなんだとは思いますが、
宮崎あおいさんが持っている可愛さやいろんなものが出ていたんだろうなぁと…さすがです！


玉木宏さんも、

鈍感すぎる役でどちらかと言えば三枚目の役でしたがすごく役のイメージもわかりやすくて良かったです！

二十代半ばで、十代の役を違和感なくこなしているのですごいです！！


ラストは
いい意味で裏切られましたが

見終わった後、とても前向きになれました。


また一つ好きな映画が出来ました☆