マリー・アントワネット | 高見こころオフィシャルブログ「こころをこめて」powered by アメブロ

マリー・アントワネット

こんばんは☆


今日観た映画は
『マリー・アントワネット』
です☆

キルステン・ダンストさん主演の方です!

この映画は歴史映画とは違って、
マリー・アントワネットという等身大の一人の少女の心境を描いた映画ですね。

14歳でフランスに嫁ぎ、18歳で王妃に…

まだ少女であるのに、異郷の国で
国も身につけている物も愛犬も
全て捨てていかなければいけなくて、

オーストラリアとはしきたりもなにもかも違うヴェルサイユで、
戸惑いや驚きや孤独や不安…
皆からは陰口をたたかれたりと、

ヴェルサイユの美しくて華やかな雰囲気と
マリーの心境とのギャップ感が余計悲しくなりました。


しかし、

その孤独や辛さを憂さ晴らしするために

こっそり夜会に出掛けたり
シャンパン&スイーツ、

豪華な衣装に溺れてしまいます。

やっと念願の赤ちゃんが生まれますが女の子だったので、
世継にはなれないけど、
マリーが大切に育てると、新しい家を設けてもらう。

そこで、密会を続けていたりと、
自由奔放に贅沢三昧の毎日を暮らす中

世はパンが食べれないほど貧しい生活を送っていて抗議になってしまう。


そんな状態の中で
今度は待望の男の子を出産するが、
宮殿は抗議している人々に襲われてしまう…


ルイ16世もマリーも逃げてそこで終わりなのですが…

もう少し、夫のルイとの間の事と、
デュ・バリー夫人との女の闘いとか観たかったです!

でも、それを観せるとどろどろした感じになるから
あえて豪華な衣装や靴、カラフルなマカロンやケーキでポップにキュートに
そしてゴージャスに、

その反面には等身大のマリーの姿、心境を観せることで
マリーの悲しさや辛さを伝えたかったのかな?ともおもいました。


傲慢で好き勝手し放題だった女性だと言う風にしか思っていなかったので、

゛こうだ゛と決め付けていた考え方が、
この映画を観てすこし視野が広くなりました。


ラストは二人逃げますが、やはり悲しさが襲ってきます。


キルステン・ダンストさんは今回セリフは少ないんですが、
悲しみがとても伝わりました。


セリフ無しに伝える事がいかに難しいか…

仕草一つにしてもとても勉強になりました☆