a fearsome talent | 中村隆道オフィシャルブログ「Ode to the West Wind」Powered by Ameba

a fearsome talent

D. Bowie dies of cancer at 69.


巨星堕つ。


同世代の友人たちも言葉を失う感じ。


80年代組だけれど、D. Bowieの存在は別格だった。

言葉にはできない。

rockの「美しさ」と「崇高感」を最高値で守ってくれていた人。


こうでありたい、とかこうしたい、とかいうレベルでは

自分にとってはなくて。

こういう在り方ができるんだ、って思わせてくれた存在。


彼がどれほどの存在だったかは、本国BBCの報道とか、

その内容とか、日本での翻訳記事のスピードとかで、驚嘆する。


BBCの記事では、最新アルバムをプロデュースしている盟友トニー・ヴィスコンティをはじめ、

ポール・マッカートニー、ストーンズ、マドンナ、カニエ・ウエスト、イギー・ポップ、ラッセル・クロウ等々、

錚々たるメンバーの追悼コメントが寄せられている。その音楽ジャンルの広さもすごい。


D. キャメロン首相まで。「彼の音楽を聴いて観て育ち、彼は常に革新的であった。。。」と。


ブライアン・メイの“a fearsome talent”という表現がまさに表していると思う。


彼の地へ逝っても、走り続けるのかもしれないな。