こんにちは

 

インテリアコーディネーターの 大山 直子 です

 

先日同じ店舗の若い男性タッフが福島県の実家に帰省した時の話なのですが、

 

東日本大震災で、放射能の影響で当時中学生だった彼は家族それぞれバラバラに

 

親戚にお世話になることになり、東京にいる親族へ行くことに

 

現在は、彼本人は東京で就職をし東京在住、お父様も東京でお仕事をされ東京に

 

お住まい、妹さんは福島の祖父母のところで一緒に暮らしているそう

 

お母様は他界されていて、震災まで住んでいたお家は誰も住まず現在もそのままあり

 

先日祖父母のところに帰省した時に、数年ぶりにその実家へ行ったそうです

 

震災が起きるまでのままのお家の中

 

自分の子供部屋へ行ってみると、子供の時のベッドなど家具がそのままあり、

 

子供の時にそこで過ごした時間が自然と回想されたそう

 

 

よく、香りなどで記憶が蘇ることがありますが、家具もそうなんですね

 

私は店頭では販売する立場にもありますので、新しい家具をおうちの仲間に

 

入れてもいただく立場にありますが、いつもご家族の思い出をたくさん作って

 

下さいね、とお伝えしています。

 

新しい物もいいのですが、今まで使っていた家具には思い出という付加価値がそこに

 

付いていて、それはお金では買えない大切なもの

 

以前にもブログでお伝えしていますが、長く使っていただくための家具

 

もっと日本にも、リペアしながらいい家具を世代にわたって受け継がれていく

 

そんな文化が根づいたらいいですね

 

 

誰かのぬくもりを感じる家具を毎日触れて生活できるのが、家具の魅力でも

 

あると思います

 

 

 

みんな自分で選ぶことのできない試練を乗り越えて年を取っていく

 

そんなお話を聞きながら、自分の日常の活力に変えてより誰かのために

 

自分のできることを精一杯できたら、と思い直す機会でした

 

 

また10月も、モニター募集をしています。

 

インテリアでお困りの方、ぜひご相談くださいね。

 

詳しくはこちらのブログを参考にしてください(^-^)