4/11~18まで一週間

東京に住む私の友人が宮城県石巻市に会社をあげて(株式会社クルック)炊き出しに行きました

ひとまず仙台に拠点を置き一日1000食分石巻市の避難所に届ける作業

石巻市は広く途中牡鹿半島の泊浜にも炊き出しに行ったそう

その途中行方不明者捜索手付かずの地域もあり当然物資も行き届かず

そんな地域は一日一食は当たり前です

東北の人はまず遠慮し我慢する


私の友人が炊き出しのご飯を配るとき

『何食要りますか?』

と聞くと

『3食お願いします』

と遠慮がちに答えた方が居て

『沢山あるから遠慮せずに言ってくださいご家族分ちゃんと用意ありますからね』

と念を押して聞くと

『じゃあすみません六人家族なので・・・』

とおっしゃったそうです


これが何を意味するか


一食を二人づつで分けようとしていたんですね


町は壊滅、家族は行方不明、避難所生活で明日が見えない生活を強いられながら

なおも食事を家族で分け合おうとする


これが東北の方々の人柄です


物資も食事も足りていない今現在の話です


夕方も四時を過ぎると日もかげり車上荒らしや悪いことをする人がうろうろしてくる

ほとんどは県外から来る方々だとか


被災地の皆さんはもちろんのことボランティアの方も怖いから日が暮れたら外には出ない


前のブログでも書いたボランティア同士のイニシアティブの取り合いが悪化している

対立したり自分の活動を誇示したがるボランティアはモンスターボランティアと現地で呼ばれているそう


ボランティアに行くときはどんな団体で誰と行くかが一番重要と私の友人は言っていました


明日は県庁に行きます

後方支援でできることまだまだ沢山あるはず