なりませんよ | 脱社畜 今は楽しく人生を送る男

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香川県高松市在住の五十路男がお届けする纏まりの無いブログ。
近頃は、再びバイクに目覚め 一番したいことはツーリングキャンプ。
2人の息子も大きくなってきた、楽しく生きてま~す

またまた、台風がやってきてますガーン



今はまだ、プジョーに乗る男


アメが大量に降って、道路が水浸しレベルを通り過ぎ、小川のように

なった状態の時には、当たり前の事ですが、車で走っちゃ~ ダメダメガーン


ニュースの映像で、豪快に水しぶきを上げて、走ってるのを見ますがねショック!


あれ、運が悪いとエンジンがお釈迦になりますよ


車によっては、インテークが低い位置にあったりする車体があります。 そんな車は自分で

巻き上げた水しぶきを、吸い込んで「ウォーターハンマー」と言う現象を引き起こしてしまいます。


R50型と呼ばれるミニは、インテークの位置が低かったと思います。 しかも、前輪駆動だし・・・

前の職場で、可哀想なことになったミニを何台か見ましたよしょぼん  


まあ、車の車種に関わらず、出来ることなら、水溜りは避けて運転してくださいね~




「ウォーターハンマー」とは・・・・


本来の役割として、ピストンは「空気(混合気)を圧縮する」という重要な任務を
任されている部品ですが、ウォーターハンマーとは

『空気ではなく水を圧縮すること』

を意味しています。

結論から言いますと、ピストンが水を圧縮するとエンジンは破損します。
その理由は

「空気は圧縮しやすいが、水はとても圧縮しにくい」

という事実があるからです。

空気は人力でもある程度圧縮できるほどの軟らかい(?)ものなのですが、水は
ほとんど圧縮できません。

今まで高速で動いていた力&速度のままピストンは上昇し、圧縮できない水を圧縮
しようと思い切り体当たりします。(ハンマーで叩くような感じです)

すると、当然圧縮はできませんので水はそのまま。

でもピストンやピストンを支えている棒である「コンロッド」、「クランクシャフト」は
金属でできていますので強い力が掛かれば曲がる性質を持っています。つまり

水を圧縮する力 > エンジン各部品の強度

ですので、水が浸入する事でエンジン各部品が破損してしまうのです。

今まで高速回転していた強い力というのは急にゼロにはできませんので、その力を
水という壁が急に立ちはだかって正面衝突してしまう事になります。
すると当然部品は自身の力で自滅してしまうという事



今はまだ、プジョーに乗る男

ウォーターハンマーをくらったピストンとクランクガーン



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