ル・マン24時間レース | 脱社畜 今は楽しく人生を送る男

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しし座


プジョー908HDi FAPが4年連続でポールポジションを獲得クラッカー
高松のプジョー乗りのブログ

2010年6月11日(金)
プジョー・スポール発
【予選2ラウンド】

第78回ル・マン24時間レースにおいて、プジョー908 HDi FAPは4年連続でポールポジションからスタートを切ることになりました。予選1位から3位までは、チーム・プジョー・トタルのマシーンが独占。4位にはチーム・オレカのプジョーがつけました。予選2日目は変わりやすい天候に翻弄され、新たなポール争奪戦は見られませんでしたが、そのおかげでチーム・プジョー・トタルでは、土曜の15時00分スタートに向け、セットアップを煮詰める作業に集中することができました。

予選2:セットアップ作業を継続

セッションはウェットコンディションでスタート。チーム・プジョー・トタルの908 HDi FAP3台は、与えられた時間を1分たりとも無駄することなく、まだ乾ききっていないコースに果敢に飛び出していきました。チームは明確に定められたプログラムに従いセッションを消化、最も力が注がれたのは、異なるタイヤ・コンパウンドとエアロダイナミクス・セットアップのテストです。セッションが進むにつれ、タイムは徐々に上がっていきましたが、昨日のポールポジションタイムを脅かすには至りませんでした。結局、アレクサンダー・ウルツ(1号車)が3分23秒238の最速ラップを記録。シモン・パジェノー(3号車)とステファン・サラザン(2号車)がそれに続きました。

予選3:レースに備えて

最終予選では、コンディションが回復したこともあって、最後の15分でタイムが急激に縮まり始めました。しかし、経験豊富なチーム・プジョー・トタルは1位から3位まで独占することをほぼ確定させていたこともあり、明日の決勝への準備を完璧なものにすることに力を注ぎました。それでも、セバスチャン・ブルデーが3分20秒212の最速タイムを記録し、地元のヒーローを応援しに来た多くのサポーターを喜ばせました。

最終的には、前日、3分19秒711の最速タイムを記録したプジョー908 HDi FAP 3号車のブルデーが、彼にとって初のポールを獲得。グリッド1列目を3号車と1号車、2列目を2号車とチーム・オレカのプジョーが占め、プジョーが予選4位までを独占する結果となりました。決勝で最初にステアリングを握るのは、ペドロ・ラミー、マルク・ヘネ、フランク・モンタニーの3人。スタートは15時ちょうどです。

コメント

オリヴィエ・ケスネル(プジョー・スポール・チームディレクター):「チームは全力を尽くした。これまでのところは最高の結果が得られているが、まだ勝利も手にしたわけではない。準備は万端だが、だからといってレースに楽に勝てるわけではない。ポールポジションの獲得は、ひとつの過程にすぎない。優勝できるかどうかは、まったく別の話だ。」

908 HDi FAP 3号車:セバスチャン・ブルデー(フランス)‐ペドロ・ラミー(ポルトガル)‐シモン・パジェノー(フランス)

セバスチャン・ブルデー:「ポールを獲得したことでチームの力は証明された。次はそれを勝利に結びつけないと。今日は良い仕事ができた。ラスト15分の目的は、マシーンのバランスを確認することで、タイムを更新することではなかったからね。正直、早くレースが始まって欲しいね。土曜までは、じりじりし続けることになりそうだ。機材も、速さも、そして人材もそろっている。でも、油断は禁物だね。勝つためには、運も必要だしね」

908 HDi FAP 1号車:アンソニー・デイヴィッドソン(イギリス)‐マルク・ヘネ(スペイン)‐アレクサンダー・ウルツ(オーストリア)

アンソニー・デイヴィッドソン:「最後の走行までは、なかなか準備万端という感じにならず、スピードを上げるのに手間取ってしまった。しかしその後は、ようやく自信を持って走れるようになって、ラップタイムも縮まり始めたんだ。今は決勝のスタートが待ちきれないよ。明日が土曜じゃないのがが残念だ。」

908 HDi FAP 2号車:ニコラ・ミナシアン(フランス)‐フランク・モンタニー(フランス)‐ステファン・サラザン(フランス)

ニコラ・ミナシアン:「この2日間、うまくいったね。昨日はフランクがタイヤテスト後、ステファンがタイムを出したんだよ。ポールを獲得することもできたかもしれないが、コース上が混みあっていたのが不運だった。今日は天候が変わりやすく、その意味では難しい点と、有利な点の両方だったね。ここからは、ドライバーは休息を取って、レースに備えることになるけど、メカニックは作業で大忙しだね。」

予選最終結果
1位‐プジョー908HDi FAP 3号車(ブルデー):3分19秒711
2位‐プジョー908HDi FAP 1号車(ウルツ):3分20秒317
3位‐プジョー908HDi FAP 2号車(サラザン):3分20秒325
4位‐プジョー908HDi FAP 4号車(ラピエール):3分21秒192
5位‐アウディR15 TDI 9号車(ロックンフェラー):3分21秒981
6位‐アウディR15 TDI 7号車(マクニッシュ):3分22秒176


ドイツの車には、負けません 絶対勝~つメラメラ