飛行機2 | 脱社畜 今は楽しく人生を送る男

脱社畜 今は楽しく人生を送る男

香川県高松市在住の五十路男がお届けする纏まりの無いブログ。
近頃は、再びバイクに目覚め 一番したいことはツーリングキャンプ。
2人の息子も大きくなってきた、楽しく生きてま~す

またまた飛行機のネタでございます。 長文ですが、すみませんガーン

誰しも、あの金属の塊が何故に飛び続ける事が出来るのか?と考えた事が有るのではないかと思います。 わたくしも、スピードが早ければ飛ぶと思っておりました。


高松のプジョー乗りのブログ


その昔、初め人間は空を飛ぶ鳥にあこがれて、鳥の真似をして空に挑戦していました。鳥の翼に似せた物を両腕に着けて羽ばたいたり、高いところから飛び出してみたりしました。ですが、全然上手くいきませんでした。 

その後研究が繰り返され、鳥の飛び方もかなり解明されました。鳥の飛び方にも一生懸命羽ばたいて飛ぶ鳥もいれば、大きな翼をいっぱいに広げ翼は動かさないで滑空する鳥もいました。まず、注目したのは羽ばたかないでも滑空できる鳥でした。この研究が実を結び人類が初めて翼を持ったのがグライダーの始まりです。鳥の翼は軽く丈夫で、その上面が上の方に少し膨らんでいるのが特徴です。実は現在の飛行機の翼も全く同じ考えで作られています。この軽く丈夫で上面の膨らみこそが空を飛べる秘密だったのです。 


「翼の上を流れる空気は早く流れる。流れが早くなるとその圧力が小さくなる。」 

 翼の周りに空気が前から後ろに流れると翼の上では圧力が小さくなり、翼の下との圧力に差が生まれる。これにより翼は圧力の低い方に移動しようとします。つまり、翼全体を上に持ち上げる力が発生するわけです。飛行機の翼は上に吸い上げられているといった方が正しいようです。 

これを 「揚力」(ようりょく)と呼んでいます。 

さて、翼の周りに空気が流れれば揚力が発生して飛行機が空を飛ぶことが理解できたかと思いますが、それではどのようにして翼の周りに空気の流れを作ればよいのでしょうか?・・・答えは飛行機が前へ進めばよいのです。そうです、エンジンとプロペラで飛行機を前へ引っ張ってやれば真の周りに空気が流れ、発生する揚力が飛行機の重さ以上になれば空に向かってドンドン上昇できるわけです。 

飛行機には4つの力が働きます。

「推力」「抗力」「揚力」「重力」です。 

「推力」と「抗力」が釣り合っていると飛行機は一定の速度で飛行できます。 

「揚力」と「重力」が釣り合っていると飛行機は一定の高度で飛行できます。 

 突然、飛行中にエンジン、プロペラが止まってしまった・・・・でも大丈夫、皆さん自転車にのっていることを考えてください。坂道を上るときは一生懸命ペダルを踏みます。下り坂ではどうですか?・・そうです、もうペダルはこがなくても自転車は坂道をドンドン走っていきます。つまり人間が前に進む力を与えないでも自転車は前へ進みます。 

これと同じで、空の上でも少しずつ空気の坂道を下るようにすれば、エンジン・プロペラが機体を前に引っ張らなくても、飛行機は前へ進みます。つまり、翼の周りにはしっかり空気が流れ揚力が発生しているからなのです。もうお解りでしょう。これが滑空の状態です。 自分が飛んでいる高度でどのくらい先まで滑空できるかを「滑空性能と呼んでいますが、グライダーはその細長い綺麗な翼で実に30倍から何と50倍以上飛べる性能を持った機体もあります。


高松のプジョー乗りのブログ グライダー


さて、旅客機はどのくらいのスピード離陸出来るのでしょうか? 


高松空港でも毎日とんでいる「ボーイング767」「エアバスA320」ともに約235kmで離陸いたします



 思ったより、遅いなあと感じた方もいらっしゃるとおもいます。 このくらいの速度は、車でも出せますよね? 


「ポルシェ911 GT2」の最高速度は329km


 離陸速度よりも遥かに早い!!ですから、スポーツカーには後ろにデッカイ羽をつけて飛ばないようにダウンフォースを効かせているのです。


高松のプジョー乗りのブログ 911 GT2


ちなみに、ジェット機の巡航高度は、10000メートル位ですが、その時の速度は、860キロ前後で飛んでいます。 


マッハ0.7くらいかなあ?


音速

国際標準大気(ISA)では海面上で気温15℃での音速は約 340 m/s ( = 1225 km/h)


ペタしてね