フランス車 | 脱社畜 今は楽しく人生を送る男

脱社畜 今は楽しく人生を送る男

香川県高松市在住の五十路男がお届けする纏まりの無いブログ。
近頃は、再びバイクに目覚め 一番したいことはツーリングキャンプ。
2人の息子も大きくなってきた、楽しく生きてま~す

突然ですが、フランス東京タワーと言われると何を思い出しますか?エルメス!ルイヴィトン!エッフェル塔!など等、いろいろとあり、人それぞれですね。しかし、今回は車にまつわるお話なので「ブドウ畑」を思い出して頂きたいと思います。

高松のプジョー乗りのブログ

ブドウ畑。。。その周りの道は砂利道など悪路が連想されませんか?また、石畳のある街並み。そういった道を車が快適に走る為には、たっぷりとしたストロークに余裕があるショックアブソーバーが必要なんですね。余裕がないとすぐ突き上げてしまいますから。。。

なので、プジョーしし座のショックアブソーバーはたっぷりと余裕があるものになってます。また、プジョーのショックアブソーバーは、今では業界で珍しい「プジョーの自社製」となっています。自動車評論家によれば、通常のショックアブソーバーを作成する際は、パイプを切って最後のところを溶接するのですが、その際に溶接する箇所が少し窄まってしまうんだそうです。

プジョーしし座は自社製とすることにより、窄まるところを計算し、あえて少し広げてられて造られているというコダワリがあるそうです。そうして溶接することにより、キチンとした形とし、プジョーしし座の足回りの基礎をしっかりと作り出しているそうです。。また、オイルが通る穴にももちろんプジョーの秘密(プジョー特許)があります。自社で造るともちろんコストは高くなりますが、これがにゃー猫足プジョーのコダワリなんですねぇ~。某巨大国産メーカーさんが、分解して、研究して、真似してつくったみたいですが上手くいかなかったようですニコニコ

また、当時フランス東京タワーでは排気量や馬力によって税金が課せられるということで、排気量も少なく、馬力も少なくすることが、生活の車としてフランス人に受け入れられる為には必要だったんです。

高松のプジョー乗りのブログ


しかし、ご存知の通りフランス東京タワーの自動車の一般道の平均速度は世界一!とまで言われるお国柄です。速度が遅いと売れません
ですので、カーブを曲がる時に出来るだけ速度を落とさないで曲がることが要求されたそうなんですね。      なぜかというと、速度を落としてしまうとコーナーの立ち上がりが、「非力なエンジンしょぼん」の為に加速が悪いからなんです。

道が悪く、コーナーを早く曲がらなけらばならないお国柄!そんな所から、「猫足にゃー」といわれるプジョー独特の足回りが誕生したのですね。

また、プジョーの「猫足にゃー」といわれるとどうしても足回りだけが重要視されています。しかし、プジョーの足回りは実際にはそんなに柔らかくありません。実際は固めのセッティングなんです。(プジョー勤務時代には良く聴かれましたガーン

しかし、そんな足回りのしなやかさを演出している大きな要因に「シートの良さ」があるのです。しっかりと腰があり、軟らかめのシート。それが、隠し味となって軟らかくてもしっかりと路面を掴み、すばやくコーナーを駆け抜けるプジョーの「猫足にゃー」と言われるような感覚が誕生したのです。

山道やカーブが得意なプジョー車は、60km/hぐらいから110km/hぐらいまでの中速域で一番楽しく走ることが出来る車なんですね。これは、一般的なフランス車全般に言える事なのではないでしょうかね?