「朝まで生テレビ」は、

政治をエンタメ化した一方で、

相手の議論をマウンティングすればいいという演出によって、視聴者をどんどんバカにさせたのではないか。

   

「朝生の罪」と、あるべき報道番組、

政治番組のあり方を田原総一朗さんに問います。

 

 

田原さんは昔、テレビ局のディレクターだった。

時代、局は違えど、田原さんと同じ路線を私は歩むだろう。

  

政治番組の司会者に私はなる。絶対。

今は皆さん笑うかもしれませんが、いずれなれると思います。

     

ロンブーの淳さんでさえ、なれなかった。

いくら話術があっても、取材する力とか

社会問題を読み解く力とか、永田町のこととか

歴史とかいろいろ複合的に理解するのは、無理だと思う。

    

いろいろ捨てないとできない。

時間的制約も芸能界のポジショニングも。

 

私は捨てた。もう普通の女芸人には多分戻れない。

けど、いい。これが本当のやりたかったことだから。

    

池上彰さんは尊敬しているけど

あのスタンスは、楽だと思う。

 

NHKに長年居た人であれば、

事実を積み上げて伝えることはできる。

自分の感情を押し殺せばできる。

  

こんな意見と、こんな意見があります。

分かりやすく伝えます。

 

しかし、それでは社会問題は解決しない。

   

政治とはトレードオフであり、

何かを犠牲にしないといけない。

思想と思想がぶつけないといけない。

 

まぁ、それを分かりやすくみせるのが

やはり朝生の構造なのかもしれない…。

 

田原さんの凄さは、「本音をいうスピードの速さ」。

ご自身はそれをこのように分析している。

「僕が裸になるとね、相手も裸にならなきゃと思うわけだ。

裸というのは、本音を言わなきゃと。」

 

なるほど。

ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんに

朝まで生テレビに出演する前に相談したら

「変なお笑いや嘘はすぐに見抜かれるから本音で言って」とアドバイスいただいた。

 

  

私はあの番組で本音しか言わなかった。

だから、田原さんが私の話をきいてくれ、

喧嘩になったのだと思うし、

また今回若手芸人の単独ライブに出てくださったのだと思う。

   

田原さんは老害とか、人の話を最後まできかないというけど

それは意図的にパフォーマンスとしてやっていることが多い。

私は朝生の現場で感じた。

枝葉にそれた時、細かい数字とか論客がもってきた時に制止する。

   

そして、なんて子供の心をもった人なんだと感動した。

きっと、それが田原さんのいう「裸」なんだろう。

  

「わからない」ことを「わからない」と聞く。

「君が言ってることが理解できない」とテレビで言う。

それは普通、権力者であれば恥やプライドがあって言えない。

それを言える人。

   

「いずれ君の言うような時代がくる。」

放送終了後に田原さんが私のもとにササっときて

言ってくださった。その時の写真です。

 

   

 

私は裸になります。田原さんより前に。

そして、田原さんから本音を聴き出します。

   

ポスト田原を任せられる人がいるのか。

田原さんが各論客をどのように見ているのかなども

聞き出したいと思います。 

  

今田原さんがディレクターならどこにカメラを向けるのか

テレビ局時代に戻れるなら、どんな技術を盗みたいか

聞きたいことは山ほどあります。

 

そして、田原さんと高齢者と若者が対立する

シルバー民主主義を感じさせる比喩的な番組を作ってみたりしたいとかちょっと妄想しています。

 

どこまで聞きだせるかは分かりませんが、

朝生の罪についてはしっかり聞き出します。

 

政治ニュースの報じ方がひどいとか

ジャーナリズムに興味のある方はぜひきてほしいです。 

 

田原さんのタブーに切り込めるよう裸になります。  

  

2/9単独ライブで議論します。

あと残り【30枚】です。お早めにご予約下さい。

https://takamatsunana.peatix.com/view