お嬢様学校出身の私にとって、芸能界はセクハラの温床だった。女芸人や女性タレントさん、会社で働く女性にどうやってセクハラを回避すべきかお伝えしたいと思い書くことで「面倒くさいやつ」というレッテルを貼られる気しかしないのですが、書きます。
 

 

 もう「変わったやつ」的なポジションを築けているし、こんなことを言って、仕事が大幅に激減するような仕事の仕方はしていないと思うので、勇気を振り絞って書きます。今悩んでいる方、たくさんいると思うので、ぜひご参考にしてほしいです。
 

 「松本さんが干されますように」とtwitterで指原莉乃さんが発言した件。「よく噛み付いた」「オチをつけた」意見が別れる。どちらからも嫌われないよう確信犯的に指原さんがやってるから凄い。けどなんか違和感。両者の捉え方の溝は深い。交わらない気がする。女芸人の私は、どちらの感覚も分かるから悲しい。こうやって社会は分断されていくのかな。。

 

 差別をなくそうとしすぎると、自虐ネタも許されず、沈黙の社会が訪れる。女芸人には、ブスと言われて「おいしい派」と「怒る派」がある。ブスと言われて、報われる人もいる。自分のコンプレックスや短所を笑いに変えた瞬間の喜びは大きい。でも、嫌な人を執拗にいじるのは違う。(私はおいしい派)

 

 

 「笑い」という名のもと、何でもやって言い訳ではない。大御所が言ったから許されることは絶対にない。そんな時に下のものが抗える技術、それは「ルール」(法律や就業規則)と、「笑い」なのだと思う。自分の意見を笑いで伝える技術も大切。私はセクハラが多い芸能界を笑いで交わしてきた。

 

 芸人になってすぐにセクハラの多さに驚いた。芸歴20年ぐらいの先輩が、芸歴3年目の女芸人の胸をもんでいた。(挨拶がわりに、お酒の席、カラオケでたくさん見た)そんな時に見て見ぬふりをするのが嫌で。「週刊誌に売りますよ!」と言って携帯を出す。とか笑いで制止することはできる。

 

 

 笑いは、言いにくいことを言える素晴らしい技である。社会人になって芸人時代に培った力に助けられている。今の世の中に対してストレートには言えない、書けないこと、違和感をネタにする社会風刺ライブをやります。何がいいたかったかというと単独ライブきてってことです。

https://takamatsunana.peatix.com/view

 

 

 下のものが抗える手段のもう一つは「ルール」。だから、私たちは権力者を縛ることができる憲法と、私たちの生活をしばる法律に目をむけなくてはいけない。そんな大事なルールを決める選挙には尚更いかないといけない。ルールを知らないと自分を守れない。私が全国の学校で、選挙の大切さを伝え、主権者教育をやる理由の一つです。

 

image

 

お嬢様ネタ封印。

全ネタ社会風刺のライブ。

ぜひ、いらして下さいませ。

 

2/08 夜 ✖︎【完売】

2/09 昼 ◯、夜◯

2/10 昼 △【残り4枚】、夜✖︎【完売】

 

 

お待ちしております。

ご予約・詳細はこちら

https://takamatsunana.peatix.com/view