この間、猪瀬直樹さまの婚約パーティで
テリー伊藤さまとお話させていただき
的確なダメだしをいただきました。
「若者に政治に興味を持ってもらう
番組を作りたいんです」と私がいうと、
「飯が食えるから、言えるんだよな」
とおっしゃるテリーさん。
ずしんと刺さりました。
余裕がないと政治について語れない。
でもだからって政治興味をもたなくて言い訳ではない。
テリーさんといろいろお話させていただき
政治に興味をもってもらうためには
自分のアプローチは悪くないけど
このままじゃ突き抜けられないかもしれないと思いました。
笑下村塾は、
日本で一番面白い政治のコンテンツが作れるかもしれません。
でも、他の面白いメディアや娯楽と戦えるのかは
たしかに自信がありません。
テリーさんは電話番号を教えてくださり
「いつでも連絡して、応援しているよ」
とおっしゃってくださりました。
嬉しかったです。
そして、特に反論ができなかった
自分の甘さや考えの浅さに後悔しました。
もっと政治に興味のない人の
深層心理を知るべきだと知りました。
でも、そういう私も昔は、
政治のことは嫌いだった。
今では、選挙番組のパーソナリティとして
安倍首相と中継して質問したり、
全国の学校で主権者教育をしたり、
朝まで生テレビに出演したり
公開討論会でコーディネーターをしたり、
【政治好き】とか【政治の人】だと思われていますが、
もともとは政治が嫌いでした。
幼少期、年末年始に親戚が集うことが嫌でした。
なぜなら、1年のニュースを振り返ることが多かったからです。
政治について話しながら食べる
お寿司を美味しくないと思っていました。
私はいつも話についていけず
コミュニケーション能力もなかったので、居心地が悪かったです。
「政治についてお話して知識をひけらかすなんて…」
みたいな世間一般が持つ感覚も、
もしかしたらあったのかもしれません。
政治について
興味を持ち始めたのは小学校4年生の時です。
富士山の麓、青木が原樹海でゴミ拾いをした時に
不法投棄の実態を知ります。
解決されるためには、何が必要なんだろう
といろいろ考えました。
社会の仕組みなのか、
人の価値観なのか、
ルールなのか、
条例なのか、
法律なのか、
政治についてちょっとだけ考えるようになりました。
他にも
解決されていない社会課題の行き着く先に
政治があることが多いのを知りました。
そして、その政治の世界から
若者が疎外されつつあることも知りました。
知れば知るほど若者は損をしている。
だから、なんとか伝えなきゃいけないと考えています。
私は政治を勉強することの大切さを
損しないためとか否定して伝えることが多いです。
でも、それじゃ伝わらないことは知っているんです。
伝わるけど、理性にしか響かない。
本能的には伝わらない。
芸人としてお笑いのライブをやる時に、
お笑いって楽しいというプロモーションをしますよね。
逆に、笑うことをしないと
身体に悪いですよっていう手法はとらないです。
これをしないと損というマイナスのアプローチではなく、
これをしたら得というプラスの
アプローチをしなければなりません。
プラスのアプローチをするため
政治の面白さを伝えることが必要です。
私が政治を勉強して面白いと思ったのは
歴代総理大臣の回顧録や秘書が語った総理の姿です。
就任順によんでいくとめちゃくちゃ面白かったです。
人間模様がそこには溢れていて、
泥臭かったり、ださい決断をしたり
何を達するために志を曲げないといけなかったり。
政治はヒューマンドラマなんだなぁと感じました。
そんな目で国会中継を見ていると
放送事故みたいなハラハラとした現場がそこにはあり
すごく面白かったです。
政治は、人間味が溢れるから面白い。
だけど、世間にはその人間の内面や葛藤が伝わりません。
だから、小難しく距離ができてしまいます。
政治の面白さを知るため、
葛藤を一番よく知る方とライブをします。
安倍首相・枝野代表の番記者を務めた
日本テレビ政治記者 青山和弘さまと語ります。
スッキリやミヤネ屋でおなじみの政治解説委員は
このドタバタの永田町をどう見ているのでしょうか。
下記からお申し込み下さい。
6月16日（土）19:30-21:30
https://peatix.com/event/390627/view
六本木一丁目、 DMM本社にて
政治のこのドタバタ劇を政治記者はどう見ているのか、
楽しみです。