私に批判の嵐が集まっております。

東京大学大学院情報学環教育部に合格するのは、
「学部に比べて簡単なのではないか」
ということが主な批判の対象なようです。

論点を簡単か簡単じゃないか
に置くことについて、
私はいかがなことかと思いますが、
世間はそこに関心があるらしいので、

私が合格した
東京大学大学院情報学環教育部の難易度について
書かせていただきたいと思います。

こちらのしらべぇのコラムについて、
受験の背景や東京大学大学院情報学環教育部の
組織について説明させていただきました。
気になる方は、ご覧くださいまし!
http://sirabee.com/2015/04/28/28295/

受験は
一次試験は、書類選考・筆記試験
二次試験は、面接です。

何を簡単かというのは、非常に難しいですが、
細かな知識を問われないという意味では簡単だと思います。

ですが、
研究目的をもっていることや
論述形式の問題、
面接試験などを難しいと捉えるならば、難しいと思います。

学部の東大生でも落ちる人は多くいます。

一般の学部の東大試験のような
多数の科目の試験ではございません。

問われる力が違うのです。

芸人だって、
漫才が得意な人、
コントが得意な人、
いろんな方がいます。

漫才でテレビに出る方が、
コントでテレビに出るより簡単だ。

コントの方が、漫才より難しい。

という水掛け論をしているようにしか私は思えないのです。

漫才もコントも素晴らしい。

どちらかが優れているのか議論をするのは
ばかばかしいと思うのです。

入学で問われる力が異なるのです。

私は慶應をAO入試で入りました。
そのことを誇りに思っています。

私はお笑い芸人になりたいといって
慶應に入りました。

慶應が「お笑いジャーナリスト」という
新たなジャンルの開拓に対して
大学で学ぶ価値があると判断してくださったのです。

私は慶應の入学試験で人生で初めてフリップ芸をやりました。
「君の芸は面白い」
「得意なコミュニケーションツールを使うことはいいことだ!もっと自信をもって」
と教授に言われました。

これほど嬉しいことはございません。
私にとって、ただの合格ではなかったのです。
慶應大学のSFCは、
自分の進路、やりたいことを全力で応援してくださる学びの場です。

人には得意なこと不得意なことがございます。
得意なことをいかし、
生きることに胸をはっていいと思います。

やりたいことが明確な私は
この東大の情報学環教育部を受験しました。

自分のやりたいこと
得意なことを貫いて生きることは
楽しいです。

今の学びの場を誇りに思っています。

先日の単独ライブは、慶應大学の組織が
研究助成金として20万円援助してくださりました。

私にとって、大学はステータスではなく、
実践しながら、学ぶことのできる場なのです。

やりたいことが東大の情報学環教育部にあったので入ったのです。
入学することが難しいから入ったのではないのです。

もし、それを世間が簡単だと揶揄しても
私はここでの学べることを誇りに思います。