9月25日 第3回たかまつ子ども食堂ネットワーク連絡会

 

今回の当番団体は「栗林子ども食堂」さん

小児科さんが運営している子ども食堂さんですが子どもたちの育ちを応援する場として2018年から活動されています。

説明の中にマズローの五段階欲求が出てきて、食欲などは一時的欲求

「認められたい」「愛されたい」などは心理的欲求、二次欲求なんだよねーとしみじみ。

目の前にいる子どもの今を表面的に見ていないか、活動で向き合っている子どもたちの姿が思い浮かべながら聞きました。

 

後半は森田桂治さんをゲスト講師に資金獲得、応援を集めながら持続可能な活動をすすめていくためのノウハウをおはなししていただきました。

森田さんと言えば、海ごみ活動で有名ですが、その取り組みの事例を紐解く形でおはなしが進んでいきました。

全体を通じて「なんのためにやるのか」を常に軸として持つこと。

 

そのうえで、やることが目的になるのではなく、事象にしっかり向き合う覚悟を持つことが大事であるとのことでした。

それと合わせて必要なのは「それ必要」という共感をどう広げていくか

 

その共感を広げるためには広い視野での分析、ルーツを深堀りしたり、ニーズをひろっていく地道な日々の積み重ねがプランを強くしていくのだなと思いました。

最後はアクション、小さな変化をどこから起こすか戦略的に進めていかれている姿勢はさすがだったし、失敗話にもちょっと親近感だったのではないかな。

子ども食堂の取り組みは「いいこと」「必要なこと」として理解は広がっています。

やってきたことを自信に、信用をお金にかえる 

そんな方法が少し見えたような気がしますね。

 

メンバーの感想の中には「森田さんのファン」になったとの声もあり、人としての魅力もまた、感じられた研修となりました。

 

 

次回は12月5日(木)。少し趣向を変えた現場での連絡会を予定しています。

 

 

 

 

 

 

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