6月6日 おかえりこども食堂さんを訪問しました

おかえりこども食堂は高松市香西南町の天理教教会で毎月第一土曜日または日曜日に開催しています。今年の10月で食堂5周年を迎えるそうです。広い台所で代表の高野さんを中心に、5~6人のボランティアさんが調理しています。みんなで力を合わせて、配膳、片付けまで行っている様子を見学させていただきました。懐かしい昭和の台所の風景を見ているような気持ちになりました。あたたかい雰囲気か心地よい地域の食堂です。


自分にできることはお料理を作って食べてもらうことくらいです…とおっしゃっていましたが、素晴らしい取り組みを継続されています。週1回のペースで見守りもかねて食堂に来られない近隣の方にお弁当を作り配達もされています。いつも買ったものばかりだと飽きるけれど高野さんのお弁当は家庭の料理が味わえるので嬉しいという声も多く、みなさん心待ちにされているようですね。


今日も食堂で食べる用とお弁当をそれぞれ別に準備されていました。感染症対策で家族ごとにテーブルにはアクリル板が設置されています。現在は持ち帰り弁当での対応が多くなっているそうですが、通常の活動に戻るのが待ち遠しいですね。


この日のメニューは、「鯛のあら煮、八宝菜、とり天,鯛のから揚げ、ひじきの煮物、スイカ等」全てのお料理が美味しい温度で心遣いが感じられます。


お弁当は「枝豆ごはん、鯛のフライ、とり天、かぼちゃとにんじんのから揚げ、鮭、だし巻き卵、かぶの酢の物、かぶの漬物、スイカ等」品数多く彩りもきれいに盛り付けられていました。鯛のフライなどは愛南魚協さんから、お米は食堂を応援したいことで繋がった方からいただいたとのこと。お米をいただいた方にはお礼の気持ちを込めてお弁当を届けられたそうです。


お料理好きでみんなに喜んで食べてもらいたいという高野さんやボランティアさんの気持ちが伝わってきます。栄養もいっぱい、お腹もいっぱい、嬉しいですね。

 3ヶ月の赤ちゃんからご高齢の方まで多世代交流の場にもなっていました。赤ちゃんを抱っこしてくれるばあばもたくさん、お母さんもここではホッとひと息つける時間になっているようです。




高野さんのお人柄に惹かれ、みなさんが自然と集まってきて大きな居場所となっているのだなぁと思いました。ボランティアの方も食堂に来られる方もこの場所が好きで、ここで過ごす時間を楽しみに、また頑張ろうと思えるそうです。


帰りには入口の掲示板に次回のこども食堂のお知らせが掲示していました。

食堂を利用したい方は開催2日前までに、名前、個数、連絡先を高野さんまで(Tel 090-7574-0530)お知らせください。ぜひ一度、お立ち寄りください。