今日はプライベートの事になりますが、マンション建設契約までの折衝過
程についてです。
1棟アパート経営をしていますが、新たにマンション建設を予定しました。
各社との折衝過程に於いて如何に情報を入手しながら、最終契約に至っ
たかをお伝えします。
マンション建設契約だけではなく、私は何か契約、購入するときにも基本
的に同じような考え方で進めています。
昨年10月A建設会社他2社(現アパート建設した建設会社M及び
建設会社S)に見積依頼しました。アパート経営は建設費用も重要ですが、
以下の項目についても非常に重要と考えています。
-収支
-家賃保証(期間)
-建物メンテナンス費用(収支に含まれますが)
-約30年を目安に集客力維持の可能性
ここで自分のアパート経営に対するスタンス再確認しておきました。
長期的に手間の掛からない、安定経営できることを出来るだけ求めること
としました。
これは最初に基本方針を考えておかないと、各社との折衝をしていくうち、
目先の一番良いものにとらわれてしまうこともがあるからです。
もちろん基本方針を変更ということであれば、それもアリとは思います。
私の折衝方法はほとんど全てオープンにして折衝しました。
-基本的に各社から入手した条件、価格などは相互にオープンに知らせる
-感覚的にはA社の建物が好きである
-既に取引があるM社との担当者とは仕事以外にも繋がりがある
-繋がりの強い担当者にはできれば今回も契約したい、しかし条件次第
では他社になる
以上のこをそれぞれ各社に話しておきました。
このような折衝方法をとると、この顧客はあまり隠し事をしないと思われ、
各社の本音を入手しやすくなります。他社の条件をオープンに伝えると、
その問題点など指摘してもらえます。そこからよりよい提案が、
再度各社から入手できます。
今回の場合中期的に考えると、収支はS社(ワンルームマンション)が
一番よかった。M社はプランの関係でA社より少々収支が落ちる
(A社3階、M社2階建て)となりました。
A社は家賃保証を30年、無条件10年固定と通常ではない好条件が提示
され、他社は追従できなかった。これでほぼ確定することとなりましたが、
建物メンテナンスも外壁30年メンテナンスフリー、長期の集客力が
維持できると判断し今年1月決定しました。
尚、昨日現在のアパート(築18年)を壊しA社で建設することを
決定しました。着工は約2年後となる予定ですが、今回契約することで
消費税5%から最終10%になる前に条件付帯で契約しました。
役員決裁をとり2棟目ということで値引率は前回よりさらに増え、
契約することができました。
契約後支店長、担当とも本音と思われる発言がありました。
「いままで長年やっていて、こまでの値引率はみたことありません。」
多分本音だと思いました。
契約できなかった担当者には、情報提供のお礼の意味でそれぞれお礼を
しましたが、今後また何かあれば相談できる状況にしてあります。
折衝方法の一つの方法として参考になれば幸いです。