免許だって キャッシュカードだって

住所も鍵も入っているという恐怖


私はママさんに伝えた


お願いです 

警察を呼んでください


ママさんは

その女の子に電話をし、

今日あった事を伝え、

「あの子のバックをもし、持っているのなら

返してあげて欲しいの」

と話した


女の子は

「ママは 私を疑っているんですね

もう、そんなお店に行けません」


完成している

もし その子だったとしても

違くても


ママさんは、言った

「警察はね、あのお店で

何かあったとすぐに、噂が広がるから

かけたくないわ

私、2倍の金額でバックを買って弁償するから

ごめんなさい 許して欲しいの」


鍵は、ママさんの知り合いの鍵屋さんに

お願いをして

その帰りに変えてもらった


いくらオートロックが付いてるからと言っても

気持ちが悪い


夜の仕事で

私は 不妊治療費を稼ぎ

手術をした


お客さんも 女の子達も

優しいし 女の子はみんな可愛らしい


ある日は


店前にゴミを捨てに行ったら

殺人をしたばかりの

犯人とばったり遭遇した


犯人は私を付けてきていたが

私は その瞬間 犯人とは知らない訳である


自宅に帰り

テレビを付けたら

ニュースの中で先程の男が逃げているではないか


お店の人達が

階段から出てきて

私を取り囲むように

駅まで帰宅してきたのだ


夜の仕事は

優しいお客さん


可愛らしい女の子


情の厚い人達


沢山おられますよ


だけど


危険とは


いつもスレスレで


何を失っても


それは運次第


健康も お金も

 

時として命のリスクさえも