今 僕は 壮大な空を見上げて思うんだ

未来なんて 遠すぎて 

かすかな砂のようで

気を失いそうになるんだ

どう見たって  陽 よう

じゃあ 僕は 隠

どう見たって 光 ひかり

じゃあ 僕は 影

そんな クラスメイトに 

馴染めない 

馴染めない前に

身体が動かない

もう 部屋のベッドから 動けない

もはや

願う事は 




手を 握ってよ

手を 握って


見て

君の

前じゃない

もっと

もっと

先の そのもっと先だよ



そうだよ


手を

握ってよ



僕は 大人になった僕と手を繋いだ


時代トキ を駆け


あの時の僕を

思い出すんだ


ふてぶてしい

おばさんは 

その中に

沢山の ガラスを集めて

ふてぶてしい中に 愛があってさ

実は

単純に ふてぶてしい訳じゃないんだぜ?

若い頃に

思った そのままの

もっと奥に

とても 根深い 素敵なものが

埋まってんだ


なぁ

少年

ふてぶてしいおばさんってのも

いいもんなんだぜ?

わかる?


愛があって

ほんとは

とても弱かった


それが

時をかけて

ゆっくり 歩いて

もう 

ちょっとや そっとじゃ 弱らない おばさんさ


見方の角度を変えたら

180度

人生観も変わるから


その鋭い心を

今は


ジッと


大切に


守って