大航海時代から、戦前・戦後まで、主にアジア、インド・中国+東南アジアを支配したイギリスの悪行を、GHQによる“焚書”「没収宣伝用刊行物」から暴き出そうというシリーズGHQ焚書図書開封シリーズの最新刊です。
2014年12月31日第一刷。
(どうせなら2015年1月1日にすれば良いのになぁと。戦後70周年でキリが良いし。)
GHQ焚書図書開封10
地球侵略の主役イギリス
西尾幹二
大英帝国の繁栄は
インドへの暴虐、
シナの阿片禍で
築き上げられた
欧米の歴史観では決して描かれることのない世界史
◎明治以来の欧米観を考え直す
◎二百年に及ぶイギリスのシナ支配
◎騙し討でシナの骨肉を斬る冷酷無比な大英帝国
◎1919年のインド・アムリトサルの虐殺―――中村屋のボース『インドの叫び』より
◎イギリスのインド統治史は約束破棄と不信の歴史
◎インド人の描いた新鮮な日英関係史
◎ポルトガルの「海の鎖」と大英帝国をつくった海賊の話
◎シンガポールに着眼したイギリスの地政学的先見の明
(目次より)
ここまで。
いかがでしょうか?
興味湧きます?
興味わきますよね~。
もちろん知識としてはインド支配とか清朝からの搾取とか、しってますけどね。
アヘン戦争がどのような状況から、どのように仕組まれた戦争であったかとか、アヘン戦争の講和条約であるはずの「南京条約」にアヘン貿易のことが一言も触れられていないとか…、知ってました?
インドにおきましても、非常に老獪な手順で植民地化することに成功します。
統治するにしても、「生命を奪わず、精神を殺す」政策をとります。
武装解除して、教育ではイギリス礼賛・インド批判を教えこむ。
これは戦後の日本、現在の日本でアメリカにより同じことがやられています。。。
ミャンマーも現在、この計画が進行中なようです。
アウンサンスーチー女史がミャンマーの指導者になると、ミャンマーはイギリスのモノになってしまうかも知れません。
もちろん、戦前のようなあからさまな搾取は無いかもしれませんけど。
アウン・サン・スー・チー女史は、ミャンマー人ではなく、“ほぼイギリス人だ”と言えるがもしれません。
勝者にとっての勝利の効果が消えるまで、搾取は続きます。
搾取出来るギリギリまで、骨の髄までシャブリ尽くされるのです。
地政学の重要性も書かれています。
非常に面白い視点を得られました。
興味のある方は是非。
さらに、このシリーズ、文庫化されるらしいですので、興味の無い方もいかがでしょうか~~~w
ホントに勉強になりますよ。
本日は以上です~
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